俳優・小栗旬が主演した日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)の最終回が、2時間スペシャルとして12日に放送され、世帯平均視聴率16.6%(ビデオリサーチの調べ・関東地区)を記録した。
「第5週で記録した番組最高の16.9%にはわずかに届きませんでしたが、前週(12月5日放送)の第8話が13.5%でしたから3.1ポイントアップ。全9話平均で15.8%と高い数字を記録しています」(放送担当記者)
視聴者の感想も好意的だ。
《沈没シーンは割と良かったと思う。ハリウッドならもっと迫力出せただろうが、日本のドラマとしては上出来だったね》
《いろいろ批判はあったけど、最終回はわりと面白かった。あまりにも原作と話が違っていて驚いたわ》
《やっぱり、日本列島全部沈まなかったかw いろいろツッコミどころ満載だったけど、面白かった》
北海道と九州のどっちが先か
また、北海道と九州が沈没を免れたというストーリーに、早くも〝続編〟を期待する声も。
《このあと北海道と九州のどっちが先に沈没するか。気になるな~。続編を期待したい》
《日本沈没に続編があるとしたら、移民と北海道に残った人で戦争起こるよ。ガンダムは地球に残った人と、宇宙移民とのあいだで戦争が起こったんだからw でも、ちょっと見てみたいかも》
《日本沈没最終回めっちゃ泣けた!!!!!!再来年あたりに続編をやって欲しい》
《これ絶対シーズン2あるだろ。視聴率も悪くないし2年後くらいに配信してほしい》
ドラマのスタート前は、しょぼいCGや見たことのある役者ばかりで、期待する声は少なかったが、蓋を開けてみれば安定して視聴率15%以上をキープする大成功に終わった。
「当初は、ドラマの予算で『日本列島が沈んでいく様子をハリウッド映画のように大迫力で表現できるのか?』と心配されていましたが、実際はスペクタルな映像に重きをおかず、ヒューマンドラマの色合いを強くしたのが功を奏したのでしょう」(前出・放送担当記者)
同作は、TBS系だけでなくNetflixでも配信されているため、続編制作の可能性もあるという。
「Netflixのドラマでは、今年『全裸監督』のシーズン2が放送され、山崎賢人と土屋太鳳がW主演する『今際の国のアリス』のシーズン2も、来年12月に配信されることが発表されています。『日本沈没』も、原作と異なるラストで、日本列島の一部が沈没を免れましたから、本当に2~3年後あたりに続編が放送されるかもしれませんよ」(同・記者)
リアルな世界でも、全国的に地震が頻発している。シーズン2制作決定の前に、南海トラフ巨大地震などが起こらないことを祈るばかりだ。
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