野球評論家の江川卓氏が、日本テレビのスポーツ情報番組『Going!Sports&News』を年内で降板。
読売グループから〝完全リストラ〟されると評判だ。
「読売グループは読売新聞、日本テレビを中心としたグループ企業。巨人軍もその1つです。江川氏は巨人を引退後、情報番組『スポーツうるぐす』(終了)などに出演。長く日本テレビの解説者として活動してきました。でも指導者として現場復帰することはなく、その姿勢は疑問視されてきました」(スポーツ紙記者)
投手としてわずか9年の在籍で135勝72敗。最多勝、最優秀防御率など数々のタイトルを獲得。「怪物」と形容される選手の中でも、その度合いはズバ抜けていたと言っていい。
「作新学院高校の1年から有名で、投げれば三振。あまりに速くて相手の高校生は球を見ずにド真ん中のコースだけを振っていたという逸話もあるほど。伝説ではなく、当時の映像からも160キロを投げていたのは間違いないといわれています」(スポーツジャーナリスト)
法政大学時代も1年生からエースとして活躍。巨人志望で、野球協約の盲点を突いて巨人と契約。「空白の1日事件」として大騒ぎとなった。
番組内で“クビ切り”をニオわせ!?
「『江川る(エガ悪)』なんてゴリ押しの代名詞に使われたこともありました。結局、江川氏の現役時代はバッシングとの戦い。いくら活躍しても悪者でした」(同・ジャーナリスト)
だが、評論家に転身後は、理論的で分かりやすく、かつ親しみやすい解説が大好評。長く務めているとはいえ、特に問題を起こしたわけでもないのに、ナゼ今、リストラなのか…。
「新たに3年契約を結んだ原辰徳監督が、江川氏を嫌っているのです。昔は仲が良かったのに、人気下降の巨人に何ら協力しない江川氏を次第に毛嫌い。排除に動いたとか。特に江川氏は飛行機嫌いで、遠いキャンプ地は視察しない。間接情報だけで評論する江川氏を許せなかったみたいです」(日本テレビ関係者)
江川氏は『Going!――』の番組内で「初めてのFA」と発言。切られたこともニオわせている。
「江川氏に続いて、松井秀喜氏も巨人の縁切り候補。松井氏も巨人で活躍したのに、解雇されたヤンキースに固執していることから、巨人内部からのウケは悪い。江川氏以上に不要だと評判です」(前出のスポーツ紙記者)
何よりも大事なのは〝ジャイアンツ愛〟ということか。
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