「オークス」といえば、春から夏の開催というイメージが強いが、12月5日に、ばんえい十勝競馬場で開催されるレースも3歳最強牝馬決定戦『第46回ばんえいオークス』(BG1)。1976年に『ばんえい優駿牝馬』として創設された歴史ある一戦だ。
後に、ばんえいオークスと改称され、開催時期も2005年より11月下旬~12月に変更。公営競馬の中で、最も遅い時期に開催される「オークス」となっている。
長い歴史の中では、当時の牝馬三冠を唯一達成したニシキエース(08年)や、全牝馬重賞を制したナナノチカラ(13年)、現役世代では、牝馬世代戦をすべて制覇したミスタカシマ(18年)、ジェイカトレア(19年)など、その時代をけん引するトップホースの名がずらり。
明け3歳牝馬の最初の決戦となる黒ユリ賞と関係性が深く、今年も黒ユリ賞の1着のイオンや、2着のミソギホマレはもちろん、その2頭以上に期待されるのが黒ユリ賞10着のサクラヒメだ。黒ユリ賞でのしんがり負けから着実に力をつけ、ここ10戦で7勝2着2回3着1回。前走のばんえい三冠第2戦『第46回ばんえい菊花賞』では、同世代の強豪を寄せ付けず、8.5秒差という大差をつけて勝利した。
年末に控えるばんえいダービー(12月29日)を見据えて負けられない一戦。まずは、ばんえい3歳女王の座を狙うサクラヒメの強い脚に期待しよう。
東京大賞典の重要なステップレース『勝島王冠』
さて、11月19日、世界唯一となる左右両回りコースとしてスタートを切った大井競馬場。初の左回りレース『Make New Way賞』では、御神本訓史騎手が通算2500勝を達成、記念すべき一戦に花を添えた。
その大井競馬場では12月8日、『第13回勝島王冠』(SⅡ)が開催される。優勝馬には東京大賞典の優先出走権が付与される重要なステップレース。20年勝ち馬のカジノフォンテンが東京大賞典2着、19年勝島王冠の1着モジアナフレイバーが東京大賞典では3着、さらに勝島王冠2着ノンコノユメが東京大賞典2着に入るなど、近年は上位馬の東京大賞典での活躍が目立つ。
年末の大一番を目指す南関東の有力馬たちのハイレベルな一戦、年末を占う上で絶対に見逃せない。
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