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木村拓哉『教場Ⅲ』頓挫…もう会えない“セクハラ教官”に悲しみの声も

(画像)Oleg Golovnev / shutterstock

俳優の木村拓哉が主演し、昨年と今年に続けて放映されたフジテレビ系〝新春特別ドラマ〟『教場Ⅰ』『教場Ⅱ』の続編、『教場Ⅲ』の話が全く聞こえてこない。

〝頓挫した〟というウワサは、どうやら本当のようだ。

「今年の1月3日、4日に『教場Ⅱ』が放映されました。昨年、フジテレビの開局60周年記念ドラマとして『教場Ⅰ』を放映。高視聴率で評判が良かったので続編のⅡが作られたのです。ただ、Ⅱの方が内容に偏りがあり、ネット上では〝セクハラ教官・木村〟の陰口も出た。もともと記念ドラマですし、今後はもう制作されないのかもしれません」(テレビ雑誌編集者)

ドラマは神奈川県警察学校が舞台。冷酷な教官・風間公親(木村)の指導のもと警察学校の生活を描くというものだ。Ⅰは昨年4日、5日の放送で、それぞれ15%台の高視聴率を記録した。

「風間は、警察官への適正がない者には退校届を強要する非情な人間です。それまでの木村ドラマというと、無愛想だが実は思いやりがあるというのが定番でした。でも『教場』では全く優しさを持たない教官。ここが逆に共感を得たのです」(同・編集者)

そんな高評価があり、今年1月にⅡが2夜連続で放映されたのだが、両日とも13%台と急落。期待を大きく裏切った。

キムタク本人が乗り気でない!?

「風間は訓練生の1人、忍野めぐみ(福原遥)に好意を抱き、常に忍野を呼び出す。また忍野に恋愛感情を持つ同性愛者の訓練生・堂本真矢(高月彩良)にシット。退校に追い込み排除。さらには副教官見習いの田澤愛子(松本まりか)の態度が気に入らず、災害救助訓練中に空気を抜いたエアマットにビルの高所からの飛び降りを命令。ケガをさせる。風間の本性はセクハラとパワハラのかたまりだったのです」(ドラマライター)

Ⅱの終了後、ネット上では非難の嵐だったことは言うまでもない。

「風間はいかがわしい教官であるにしろ、木村らしくない役ということではオモシロ味もあった。ただ、あまりの内容の怪しさから警察関係者からも不評を買ったといいます。Ⅲで内容を訂正し、本来の警察学校の姿を表現するのも手だと思いますが…どうなのでしょう」(同・ライター)

Ⅲがあるならば、本来は進行真っ最中のハズの10月下旬、木村は自身のインスタグラムで時代劇の撮影をニオわせていた。どうやらこれは、木村が力を入れる東映創立70周年記念作での「織田信長」のようだ。

あの〝冷酷なキムタク〟を期待していたファンは、ちょっとガッカリかも!?

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