11月4日に放送されたテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』Season21第3話で、主演の沢口靖子が京都の街を自転車で疾走するシーンがあった。
今回は、大手IT企業のカリスマ経営者が、乗っていた自転車ごと爆破され、死亡するという衝撃の事件が発生。内藤剛演じる土門刑事らが捜査を始めたところ、被害者が主催したスマホアプリコンテストに出場していた開発者が浮上し、沢口演じる榊マリコが「アプリの力」を借りて事件に挑むという設定だった。
「事件当時、被害者が起動していたアプリを使って被害者の足取りをたどることにしたマリコが、京都の街を自転車で疾走することになったわけですが、56歳の沢口にとって、このシーンはかなりキツかったはず。しかも、道中でラーメンを〝爆食〟するシーンもあり、かなり攻めた内容でした」(放送記者)
自らアイデアを出してアドリブ
自転車とラーメンが沢口の発想かどうか定かではないが、最近の沢口は積極的にアイデアを出してアドリブをこなすことが多くなっているという。
「複数のメディアで報じられている〝ドラマ枠の消滅〟を食い止めるために必死なのではないか。テレ朝の上層部は、『科捜研』が放送されている木曜午後8時の枠に若年層の視聴者を取り込むため、同枠を廃止することを検討しているのです」(同・記者)
もともと、この枠は東映京都撮影所で撮影しているが、そのこともネックになっている。
「キャストやスタッフの滞在費がかさむ上、テレ朝と東映の関係が冷え込んでしまっていることから、『もう潮時なのでは』という声が圧倒的」(テレ朝関係者)
こんな崖っぷちにもかかわらず、第3話の平均世帯視聴率は10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、初回から右肩下がりの状態が続いている。
「このままだと、ウチ(テレ朝)の上層部を翻意させることができなくなってしまう。そこで、沢口は『ドクターX』で米倉涼子が見せる銭湯の浴槽での〝V字開脚〟のようなお色気シーンに挑戦する気も満々のようです」(同・関係者)
これまで見せたことのない〝セクシー・マリコ〟で、おじさん視聴者をクギ付けにすることができるか?
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