1年に一度のダート競馬の祭典『ジャパンブリーダーズカップ(JBC)2021』が11月3日、金沢競馬場と門別競馬場で開催される。
このJBCは、アメリカのブリーダーズカップを模範とし、「生産者が主導するレース」として2001年に創設された。JBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックの3つのJpnⅠが金沢競馬場で、昨年創設されたJBC2歳優駿(JpnⅢ)が門別競馬場で行われ、各カテゴリーのチャンピオン決定戦として、全国から超一流馬が一堂に会する。
その中でも最高峰とされるのが、『JBCクラシック』(2100メートル)だ。1着賞金8000万円の地方競馬最高額賞金レースであり、名実ともに権威のある(Classic)最高峰レース。歴代の勝ち馬には、複数のGⅠタイトルを持つ名馬の名がずらりと並ぶ。
地方競馬勢で注目したいミューチャリー
船橋競馬所属のマキバスナイパーが、レギュラメンバー(栗東)に首差の惜敗を喫した第1回からJRA勢の圧倒的優勢は続いており、過去10年で3着までに入った地方所属馬は、19年3着のセンチュリオン(浦和)のみ。今年も18年の勝ち馬ケイティブレイブや、18・19・20年と3年連続で2着惜敗のオメガパフューム、19年1着、20年3着のチョウワウィザード、昨年5着の後、交流重賞で堅実に成績を残し日本テレビ盃2着で勢いに乗るダノンファラオなど例年の超トップクラスメンバーに加え、その4頭を6月の帝王賞(JpnⅠ)であっさり蹴散らしたテーオーケインズなど、JRA勢はどの馬が勝ってもおかしくない超ハイレベルな顔ぶれがそろった。
地方競馬勢に付け入る隙はなさそうだが、そんな中、注目したいのはミューチャリーだ。昨年のJBCクラシックでは、地方馬最先着の4着。その後、交流重賞を中心にあえて強い相手と戦い着実に力をつけてきた。明らかにここを意識した前走・白山大賞典(JpnⅢ)では、初の金沢コース、JBCと同じ2100メートルで2着と、格上JRA勢が相手でもチャンスは十分にある。
このレースを制し、頂点へ上り詰めた馬の名は数知れず。今年もどのようなドラマが待っているのか、注目したい。
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