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灼熱の火花散る!『オートレース』情報~浜松「SG第53回日本選手権オートレース」展望【後編】

いよいよオート界の日本一を決する戦いが11月3日に開幕する。

前週は、優勝戦線の中心として鈴木圭一郎と青山周平の動向について記したが、今週はその両者に対するライバルを紹介したい。

鈴木、青山の両者に割って入る筆頭は、飯塚の荒尾聡だろう。今年は、すでに当地の2月のSG全日本選抜を制覇。浜松バンクは、SG初制覇を果たした思い出の地でもある。9月のSG全日本選抜では、終始、青山のブロックに屈してしまったが、機の状態はよかっただけに準優勝の憂さを晴らしたいところだ。

強豪集う日本一決定戦!

さらに、伊藤信夫、木村武之も強力。ともに近況はピーク時に比べ8割程度の出来だが、冷え込んでくる時期はパワーアップするタイプだけに、試走で「突き抜けるようなタイム」が出ているかどうか注視したい。

また、川口の永井大介も復調気配。9月のSG全日本選抜では、節一の出来でシリーズをリード。優勝戦はやや気配落ちで敗れたが、予選、準決勝と本調子の動きだっただけに、選手権5回目の優勝に期待が膨らむ。

そして中村雅人、金子大輔、早川清太郎、髙橋貢あたりも地力は上位だけに、機の折り合い次第で一気に優勝戦線の中心となる戦力。

強豪集う日本一決定戦。今年もどんなドラマが待っているのか、興味津々な5日間だ。

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