俳優の東出昌大が、滝沢カレン似の20代ハーフOLとの熱愛を報じられた。
「スクープした『週刊文春』によると、合鍵でハーフOLの自宅に出入りし、撮影で滞在していた広島県にも呼び寄せるほど入れ込んでいるようですよ」(スポーツ紙記者)
唐田えりかとの不倫が原因で杏と離婚して以降、すっかり「ゲス男」のイメージが定着。仕事も激減していた東出だが、10月8日に公開された主演映画『草の響き』が、ドラマや映画関係者はもとより、鑑賞した一般人からも大絶賛されているのだ。
「東出は本当に運がいい。ツキに恵まれている。この映画を復帰作に選定した事務所スタッフに対し、感謝すべきです」(映画配給会社プロデューサー)
映画『草の響き』がここまで注目された理由は、東出の復帰主演作という低レベルな話ではない。映画の原作を書いたのは北海道函館市出身の作家・佐藤泰志氏。彼の名前が脚光を浴びているのだ。
「佐藤は1982年に『きみの鳥はうたえる』で芥川賞候補に選ばれたのを皮切りに、計5回有力候補者になるも、いずれも落選。失意の佐藤は1990年に東京・国分寺市で41歳の若さで自ら命を絶った伝説の作家なんです」(出版関係者)
佐藤氏が亡くなってから30年が経過。この10年間だけでも、4本の小説が映画化されている。
2010年に『海炭市叙景』(谷村美月・加瀬亮ほか)、2014年『そこのみにて光輝く』(綾野剛・池脇千鶴・菅田将暉ほか)、2016年『オーバー・フェンス』(オダギリジョー・蒼井優・松田翔太ほか)、2018年『きみの鳥はうたえる』(柄本佑・石橋静河・染谷将太ほか)で、いずれも映画としても評価が高い。
海外映画祭への出品で一発逆転も
東出の主演作『草の響き』は通算5作目の映画化作品になるわけだ。
「東出がラッキーなのは、海外において一連の佐藤原作映画は物凄く高い評価を得ていることです。実際に綾野が主演した『そこのみにて光輝く』はカナダのモントリオールで開かれた世界映画祭で最優秀監督賞を受賞している。今回の『草の響き』も評判がいい。ベルリンやカンヌ映画祭に出品し、万が一にも受賞すれば、東出の名前が世界に知られることになる」(芸能プロ関係者)
さらに、東出に近い関係者は下世話な話であることを前置きした上で、次のようにそろばんを弾くのだ。
「もしも海外で賞を取れば、すべてがチャラになる。悲願のCMにも復帰できるかもしれない。とにかく3億円近い違約金を事務所が立て替えている事情もあり、東出には働いてもらわなければならないんです。その辺は東出も十分理解していますよ」(事情通)
現在、東出は来る仕事の依頼はどんな条件であろうと受ける腹積もりだという。
「今回の『草の響き』も、ギャラは100万円ちょっとです。とにかく、いまの東出は仕事が欲しい。まして賞を取れば海外からもオファーが来ますから」(関係者)
新恋人が報じられたことについて、事務所は不快感を示しているとされるが、仕事で黙らせることができるか?
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