安達祐実が、11月末日付で30年所属したサンミュージックを退所する。今後はフリーとなるが、同社とは業務提携を続けるという。
自身のインスタグラムには、退所にあたっての心境を次のように綴っている。
《子供だった私を導き、共に歩んでくださった事務所の方々には、大変感謝しております。
退所に際しましても、『これからも、何かあったら助けに行くからね!』と言ってくださる、社長はじめ、マネジメントチームの皆さんの優しさが、心に温かく沁みております》
【《》内はすべて原文ママ】
2歳でモデルデビューした安達は、1991年にハウス食品のレトルトカレーのCMで一躍注目を集め、93年には映画『REX 恐竜物語』で11歳にして主演デビュー。94年に主演した日本テレビ系ドラマ『家なき子』の「同情するなら金をくれ!」という決め台詞が、その年の「新語・流行語大賞」にも選ばれるなど社会現象になった。
子役のイメージ脱却で苦労
しかし、10代後半から20代にかけては、「子役は大成しない」というジンクス通りの苦戦が続き、『週刊プレイボーイ』で水着グラビアに挑戦。その後も、ヌードや濡れ場のある役に挑戦するなど、子役のイメージ脱却に苦労した。
私生活では、2005年にお笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤とできちゃった結婚し、1児を授かったが09年に離婚。14年にカメラマンの桑島智輝氏と再婚し、16年には第2子を出産している。
「カメラマンの夫が撮影した写真集では、かなり過激なカットも含まれていました。あえて修正をせず、目の下のクマや加齢によるシワも、そのまま見せて話題になった。わざとババくさいベージュのシミーズを着てみたり、白いブラウスでバストトップを透けさせるなど、男のツボをつくカットも見事でしたね。今回、大手事務所から独立することによって、さらなる露出も期待できそうですよ」(芸能記者)
子役だった頃のイメージが強い安達も、すでに40歳。2カ月前にきちんと退所の予定を発表することで円満退所をアピールし、水面下では独立後の営業活動も始めているという。
やっぱり芸歴38年はダテじゃない。