3歳秋のチャンピオンシップ2021も、すべてのシリーズ戦を終え、ついに10月3日、頂上決戦『ダービーグランプリ』(M1)で3歳王者が決定する。
春のクラシックの実績馬と、夏の上がり馬が激突する本シリーズ。2017年に創設され今年で5年目となるが、昨年は東北ダービーと不来方賞を制し二冠を達成したフレッチャビアンカ、18年は戸塚記念1着、不来方賞2着だったチャイヤプーンがダービーグランプリを制しているように、地の利のある東北勢の好走が目立つ。
しかし、今年の遠征勢は例年以上にハイレベル。ジャパンダートダービーで4年ぶりに地方競馬所属馬として勝利をもたらしたキャッスルトップ(船橋)や、黒潮盃で58キロの斤量をものともせず5馬身差の圧勝を決めたジョエル(船橋)、戸塚記念でその2頭を破ったセイカメテオポリス(大井)などが参戦予定。昨年のJBC2歳優駿(JpnⅢ)1着のラッキードリーム(北海道)も王冠賞(門別)1着を弾みに乗り込んでくる。
9月8日には、昨年の勝ち馬フレッチャビアンカが大井の伝統の長距離重賞『東京記念』(SⅠ)を制したばかり。近い将来、地方競馬界をけん引するかもしれないスターホースが、この中から誕生するのか、期待せずにはいられない。
地方所属馬が毎年上位を賑わせている東京盃
さて、JBCのトライアルレース「Road to JBC」の第3戦でもある『第55回東京盃』(JpnⅡ)が10月6日、大井競馬場で開催される。1967年創設の歴史ある短距離重賞。1着馬にはJBCスプリントへの優先出走権が与えられる。
交流重賞に指定された95年から1~3番人気の組み合わせで決着した年は、たったの三度。例えば、マテラスカイは18年1番人気で4着、20年2番人気で11着と敗れて、その後のJBCスプリントは2年とも2着。16年のダノンレジェンドは1番人気で5着だが、その後のJBCスプリントで優勝。断然人気になるほどの実績馬は、あくまでもJBCの前哨戦と割り切っている場合も多く、その影響もあってか地方所属馬が毎年のように上位を賑わせている。交流重賞の中では波乱傾向も強く、馬券的に妙味のある一戦だ。
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