〝水の女帝〟の誕生だ。9月8日、東京五輪で感動を呼んだ競泳女子の池江璃花子が、自身のツイッターを更新。10キロの重りをつけて懸垂運動する動画が公開された。
逆手だけど、復帰後初めて10kgの重りで懸垂にチャレンジ!肩甲骨周りの筋肉がすごい…笑
意外と出来た!@Mizuno_Tokyo pic.twitter.com/mmSV5DDEAP— 池江 璃花子 (@rikakoikee) September 8, 2021
「復帰して間もないころは痩せたと感じさせましたが、トレーニングを重ね、筋肉量も療養前に近づきつつあります。五輪のときより体調も良さそうですね」(スポーツ協会担当記者)
フォロワーたちは「スゴい!」と絶賛。女子レスリングや格闘家に転向しても、このまま通用しそうな見事な逆三角形ボディーだった。しかし、池江のマッチョ化は、競技生活のためだけではないという。
「競泳競技の強化合宿は男女合同です。宿泊室などは完全に別れていますが、食事、ミーティング、練習は一緒。これまでは男子選手からリーダーが選出され、参加メンバーをまとめてきましたが、今後は池江がその役目を担うことになりそうです」(同・記者)
池江の周りには自然と人が集まる
主将・池江は必然の流れともいえそうだ。
リオ五輪400メートル個人メドレーの金メダリスト、萩野公介が引退を表明。また、不倫で世間を騒がせた瀬戸大也は、東京五輪で〝余裕をこきすぎ〟決勝進出を逃す醜態をさらした。五輪を名誉挽回の舞台に変えられなかったため、大会スポンサーの心象も悪く、今後の扱いを懸念する関係者も少なくない。
「その反面、白血病を乗り越えてカムバックし、リレーでチームを盛り上げた池江への信頼が高まっている。彼女の周りには自然と人が集まってきますし、リーダーとしての能力も高いと思います」(競泳関係者)
競泳に限らず、五輪出場選手は長期休養を取るのが一般的だ。
「オフ返上は池江自身に、勝ちたいという欲が出てきたからでしょう」(同・関係者)
成績が伴わなければ、選手たちは言うことを聞かなくなる。そのための筋トレだが、これでは言い寄ってくる男子までも跳ね返してしまいそうだ。
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