レースクイーン(以下RQ)といえばサーキットの華。昨年、その頂点の称号である「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー 2019-2020」に輝いたのが近藤みやびだ。最近はグラビアやバラエティーにも進出するなど、活躍の場は広がる一方。美人で高身長とくれば、まさに高嶺の花の印象なのだが、その実態は…!?
――オブ・ザ・イヤーということは、その年一番活躍したRQということですよね?
近藤 そうなりますね。
――事務所の先輩の吉岡美穂さんは第1回の受賞者。近藤さんは何番目?
近藤 20番目になります。
――どういうところが評価のポイントになったのでしょう?
近藤 実行委員会というのがあって、人気を含めた総合評価をしていただきました。グラビアやバラエティー、モデルの仕事など、今後いかに活躍が期待できるか…というのも評価されるんだそうです。
――つまり、吉岡さんや菜々緒さん(10代目受賞者)のような、将来性のある素材に与えられる賞ということですね?
近藤 そういうことのようです。ありがたいことに。
――そもそも、どうしてRQをやることに?
近藤 私、パチンコとかスロットが大好きなんです。7年前、すごく可愛い女の子が出てくるスロット台があったんですよ。調べてみたら、その子がRQでした。で、〝こんな可愛い子たちに会いたい!〟と思い、オーディションを受けてRQになりました。それが今の事務所なんです。
――7年前というと、21歳の時。それまでは何をしていた?
近藤 5歳から始めたヒップホップダンスを20歳までずーっとやってました。私、一度好きになるとそれしか見えなくて一途なんです。他の趣味とか運動なども一切やってなくて、自慢じゃないけど球技に関してはかなり苦手です。背が高いからバスケットボール選手に…と言われるんですけど、苦手だから、やったとしてもカット専門でした。
――ダンスに挫折した?
近藤 そうですね。色んなオーディションを受けても受からないし、他の子のダンスと見比べても「私には勝てない」と。高校を卒業してブライダルの専門学校に通っていたので、そのまま就職しようかなとも考えていました。そこで出会ったのがスロットなんです。
浮気は2人きりで何かをしている時点でアウト
――一途という発言があったけど、それは男性に対しても?
近藤 はい。つき合うと長いし、尽くすタイプだと思います。何ごとにも深く突き詰めるので、他の男性には全く目がいかなくなるんです。だから、相手の男性は安心してしまうみたい。
――Sっぽく見えるけど意外。男は「こいつ、俺にぞっこんだから、浮気の心配はないな」となる?
近藤 どうやら、そのようです。
――ジェラシーは強い?
近藤 ありますよ、めっちゃあります! でも、束縛するのはイヤだから、嫉妬はするけど自分の中で自己解決しちゃうんです。だから相手は、そのことにさえ気づかない(笑)。
――どこまでが浮気?
近藤 いやもう、普通に2人きりで何かをしている時点でアウトです。ご飯に行くのもダメですよ。
――それは厳しいなぁ。
近藤 だから、早いとこ結婚したいなぁとも思いますね。30歳までには…とも考えています。今年28歳になったんですけど、周りがどんどん結婚していて、子供も欲しいから、そろそろかなぁと。
――その口振りは、想定している男性がいるな?
近藤 全然いないんですけど、現れたら早いような気がします。
――結婚したら、どんな奥さんになりそう? 家事が得意とか、自慢できるものはある?
近藤 それが、1つもないんですよ。でも、適応能力は高いと思うので、やらなきゃいけないことはちゃんとやりますよ。今は実家なので料理もしませんけど、クックパッドを見れば作れます。
――となると…問題は夜だな。
近藤 そこは一途だから尽くしますよ。適応能力は高いんで(笑)。
フェチにはたまらん美脚
RQとしては今年で7年目になる彼女。現在はSUPER GTの「TGR au TEAM TOM’S」とスーパーフォーミュラの「Kuo VANTELIN TEAM TOM’S」でサーキットに華を添えている。
――イケメンのレーサーに誘われたり、お付き合いしたことはある?
近藤 40代50代のドライバーさんの奥さんは基本、元RQなので、そういうことがないと結婚できないですよね。今も噂では聞きますけど、それは昔のことみたいで、私にはあんまりお声がかからないんです。なぜなんだろう? たまにSNSでDMが来ることがあるんですけど、知らないチームの知らないドライバーさんということが多いです。レースにもカテゴリーがたくさんあって、全部を知っているわけではないので、「誰だろう、この人」と思いながらアイコンを見ると、レーシングスーツを着ているので「な~んだ」ってなります。
――レーサーだって、せっかくなったんだからRQと遊びたいと思うでしょ。
近藤 まあ、RQといってもピンキリですからね。昔のイメージだとキレイで背が高くないとできないと思ってましたけど、今は違うんです。150センチくらいしかない子もいるんですよ。ブーツですごい盛れるから意外と分からないみたい。
――RQの門戸が広がっているだけじゃなく、もしかしたらそういう需要があるのかも…。
近藤 そうですね。正直、そんなに可愛くないRQの子でも、ファンが多いんです。対応が神レベル。
――たとえばどういう?
近藤 今はコロナでできませんけど、サーキットでチームのサイン会とかがある時に、物販で買ってもらった人には両手で握手して「ありがとうございます」って。その人はファンの人の顔と名前をちゃんと覚えてるんですよね。すごいなぁと思います。私は全く覚えないので、そういう子と比べるとファンがめちゃくちゃ少ないんですよ(笑)。
――最後にDVDのことを聞きます。2本目が昨年末に出ている。お勧めのシーンはどこですか?
近藤 個人的に好きなのは、パッケージにもなってる緑色の下着ショットかな。推しのポイントは脚です。フェチの方からは「たまらない」と言われます(笑)。
近藤みやび◆こんどうみやび 1993年7月30日生まれ。
T169.5、B83・W62・H87。
ツイッター@miyabi_kondo
インスタグラムmiyabiiiii_kondooooo
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