充実の秋、成長の秋、飛躍の秋など、競走馬にとって大きな意味合いを持つ「3歳の秋」。この大切なシーズンを舞台に、各地の3歳主要レースをシリーズ化したのが『3歳秋のチャンピオンシップ2021』だ。
9つのレース(笠松・岐阜金賞は中止)を勝ち上がってきた有力馬が、10月3日のダービーグランプリ(盛岡)に集結し地方競馬3歳王者の座を競う。
ちなみに、ここまでの傾向としては、シリーズ初戦の北海道『王冠賞』こそラッキードリームがホッカイドウ競馬6頭目の三冠達成を成し遂げたが、その後の金沢『サラブレッド大賞典』は、各地で経験を積んできたベニスビーチが重賞初制覇。大井『黒潮盃』は、東京ダービー4着だったジュエルが制覇。高知『黒潮菊花賞』では、春には賞金不足で高知優駿への出走すらできなかったトーセンジェイクが、高知秋の3歳チャンピオンの座を奪取した。
そして、シリーズも残すところ園田オータムトロフィー(園田・9月9日)、ロータスクラウン賞(佐賀・12日)、西日本ダービー(名古屋・14日)、戸塚記念(川崎・15日)の4鞍だ。
戸塚記念は牝馬の活躍が目立つレース
佐賀『第18回ロータスクラウン賞』(2000メートル)は、佐賀競馬3歳三冠レースの大トリを飾る一番。四国・九州から3歳精鋭が集結する。
歴代勝ち馬には2009年ミヤノオードリー、12年エスワンプリンス、14年クロスオーバー(高知)、17年スーパーマックスなど、その後にJBCにまでコマを進めたトップホースの名が刻まれている。佐賀の地から全国区へ羽ばたく名馬の誕生を期待したい。
また、川崎『第50回戸塚記念』(2100メートル)は、春の三冠で力を出し切れなかった馬が巻き返すケースが目立ち、19年こそ東京ダービー馬ヒカリオーソが優勝したが、昨年はティーズダンクが羽田盃4着、東京ダービー3着と悔しい競馬が続いた春のクラシック戦線の雪辱を果たしている。
ただし、戸塚記念は牝馬の活躍が目立つレースでもある。春のクラシック路線を賑わせた牡馬よりも牝馬が好走する傾向にあり、関東オークス3着以内など川崎コースに実績のある牝馬からは目が離せない。
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