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JRA重賞『アルゼンチン共和国杯』(GⅡ)本誌競馬班厳選5頭!

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2009年には92万馬券が飛び出すなどの大波乱もあったが、ここ10年の3連単は最高でも13年の713倍で、後はすべて4万円台以下と平穏だ。1~3番人気のうちの2頭が3着以内に入るケースが9回。軸はこのあたりから選ぶのがベターか。

★ユーキャンスマイル
3歳夏以降、GⅠでは③⑤④⑤④着、それ以外では①②①①①着という成績のユーキャンスマイル。GⅠの谷間でトップクラスはいないGⅡのここなら、不動の中心馬だ。2500メートルは初出走だが、3000メートルの阪神大賞典、2000メートルの新潟記念を制しており、距離への不安はない。休み明けも【3・1・0・1】と安定。次走以降のGⅠを見据えてのレースとなるが、実績から大崩れはないだろう。

★オーソリティ
骨折によりダービーは回避したものの、青葉賞は2分23秒0のレースレコードで制したオーソリティ。ホープフルSは5着、弥生賞は3着と、他の重賞でも善戦しており、世代上位の実力馬と言っていい存在だ。過去10年、このレースの3歳馬の出走は4頭と少ないながらも【1・0・3・0】と好成績を残している。

高配当要員としてサンアップルトンに期待

★サンレイポケット
ここ2走は新潟記念、毎日王冠で連続3着と、着実にスケールアップを果たしているサンレイポケット。3走前は東京芝2400メートルのジューンS(3勝クラス)を勝っており、それらも含めて左回りは【3・1・2・0】と抜群の安定感を誇る。また、前走から距離を延長して出走したときも【2・2・0・0】と、連を外していない。目下の充実ぶりなら重賞初制覇の可能性も十分だ。

★サンアップルトン
OP昇格後は、日経賞4着、オールカマー6着とクラス慣れしつつあるサンアップルトン。東京では、条件級での2400メートルにしか出走経験はないものの、2戦して③②着と好走している。ゼンノロブロイ産駒は、【2・0・1・4】と好相性で、のべ7頭の出走で着順が人気順を下回ったことは一度もない。高配当要員として期待したい。

★メイショウテンゲン
前走の宝塚記念は、道悪にもひるまず5着と健闘したメイショウテンゲン。前走がGⅠで一桁着順だった馬は【3・1・1・3】と好走率が高い。母のメイショウベルーガは、5歳時に京都大賞典や日経新春杯を勝ち、エリザベス女王杯でも2着に入るなど、長く一線で活躍した馬。まだ4歳の息子も、さらなる伸びしろがあるはず。

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