9月2日に都内で『rose bleue 1st Exhibition -2021 AW-』が開催。モデルの有村藍里が登壇し、ブランド立ち上げから、初となる展示会開催への思い、今日を迎えるまでの裏話や思い出を語った。
同ブランドは有村がクリエイティブディレクターを務めた新しいオリジナルブランドだ。展示会初日、自らデザインしたアイテムを着用し登場した有村は「もともと洋服が大好きでした。小学生のときから子供向けファッション誌を見るのが好きで、自分の好きなお洋服が作れればと思っていたので、うれしいです」とあいさつした。
ブランド名については、「フランス語で『青いバラ』という意味ですが、『夢がかなう』という花言葉の通り、〝なりたい自分になる〟の願いを込めました」「4年前、東京に上京して、古着屋さん巡りをしたとき〝心にときめく〟、〝自分だけの特別な1着〟に出会った印象があったので、今回は『特別な1着』をコンセプトにしました」とコメント。
苦労したところについて聞かれると、有村は「洋服に対する知識がなかったことです。スカートの〝タック〟など用語も知らなくて、伝えたくても伝えられずに苦戦しました」と振り返った。
有村藍里が憧れた洋服のデザインとは?
クリエイティブディレクターのためにやったことについては、「私はフランス・パリの50~60年代のファッションに興味があったので、下北沢の古着屋さんを全部回りました。古かったり、なかなか無いデザインやタグとかにもこだわりがあったりして…」と述べた。
洋服の好きなデザインについては、「レトロやビンテージの洋服が好きです。レースやフリル・布たっぷりのワンピース…。映画のヒロインのような女の子が好きで憧れていました」と笑顔を見せた。
最後に「本当は『こういう洋服を着たい』と思っても、似合わないから諦めている人が多いと思います。でも、ファッションは自由なので自分の好きなものを身に着けて、1ミリでもかわいくなれるお手伝いができたらと思います」とコメントし、イベントを締めくくった。
自らのコンプレックスや壁を乗り越え、今では人気モデル兼タレントとして活躍する有村。そんな有村の明るい姿勢は、今後さらなる注目を集めるだろう。
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