ヒップホップアーティストのZeebraが8月30日、自身のツイッターを更新。29日に愛知県で開催された音楽フェス『NAMIMONOGATARI 2021』に出演したことについて、謝罪した。
「同フェスは、開催前から40度近い熱があるにもかかわらず参戦をほのめかす投稿などが相次ぎ、当日も酒類の提供が行われ、上限5000人をはるかに超えるありえないほどの数の観客が密状態となり、ノーマスクで大声を上げたりするなど、完全な無法地帯と化していました」(音楽関係者)
地元からは怒りの書き込みが殺到し、ネットは大炎上。会場となった愛知県常滑市の伊藤たつや市長が「市民の努力を愚弄する悪質なイベントを開催した」と激怒。同県の大村秀章知事も怒り心頭で、「このフェスは、もうこれで終わり」と、今後は主催者に対して県施設の利用を拒否することを表明している。
開けてみたら危険な状況でした
こうした批判を受け、Zeebraは「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引する立場として責任を感じてます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。「自分の事務所スタッフは消毒液を配布しながら会場を回り、自分のステージでも注意を促しましたが、そもそも出演すべきでは無かったという意見もごもっともだと思います」とした上で、「昨日のNAMIMONOGATARI、県のルールに則ってると聞いていたので出演しましたが、開けてみたら危険な状況でした。会場に向かう最中SNSで会場の写真を見て、すぐにスタッフに連絡をし、司会からマスクの着用を徹底させる様に伝えました」とつづった。
それでも、ネットの怒りは収まらない。
《誰も牽引してるとは思ってないけど、今さら謝罪するなら最初から出演するなよ。なんだかイラつくな~》
《愛知県民だけど本当に勘弁してほしい。買い物以外ずっとどこにも行ってないよ。それなのにフェスの画像が流れてきてもう苦しい。真面目に自粛してる人間が馬鹿みたい》
《ちょっと考えたらどうなるかなんて分かるだろ。マジで頭悪すぎ》
《この人いつもやらかした後に反省してますとか言いだすよね、不倫旅行とか。日本のくそダサヒップポップ界の中ではジジイなのに、頭の足りない後輩たちを諌(いさ)める力量もない》
《不倫の謝罪かと思ったら、今度はフェスか。本当に学習しない奴だな》
会場に向かう途中で「危険」と判断したのであれば、出演を見合わせればよかったのに…。
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