芸能プロダクション『ジャニーズ事務所』のメリー喜多川名誉会長が8月14日、肺炎のため都内の病院で死去した。93歳。
1962年に同事務所を設立した弟の故・ジャニー喜多川氏をサポートし、初期の『ジャニーズ』『フォーリーブス』から『たのきんトリオ』『シブがき隊』『少年隊』『光GENJI』『SMAP』『TOKIO』『嵐』など、多くの人気タレントの育成に深く関わった。
「表向きはジャニー氏が社長でしたが、事務所経営の実権を握っていたのはメリー氏です」(元ジャニーズ事務所社員)
飛ぶ鳥を落とす勢いだった〝ジャニーズ帝国〟は、SMAPの解散以降、人材の流出が相次いでいる。2020年には中居正広をはじめ、手越祐也、山下智久、少年隊の錦織一清と植草克秀などが退所した。さらに、21年にはTOKIOの長瀬智也が退所。『V6』は11月にグループを解散し、メンバーの森田剛は事務所を去る。
ジャニー氏の眼力失いスター発掘が困難に
現在、事務所の体制は、メリー氏の愛娘・藤島ジュリー景子社長と〝タッキー〟こと滝沢秀明副社長に世代交代したものの、嵐の活動休止以降は業界内でも人材難と揶揄されている。
かつてはジャニー氏の眼力でスターを発掘していたが、関係者は「滝沢副社長は人材発掘に苦戦しており、経営陣として荷が重いのではないか」と語る。
お抱えメディアを使ってスキャンダルを揉み消し、久しく芸能界を牛耳ってきた同事務所だが、SNSの台頭で情報統制が困難になっているようだ。
「ジャニー氏とメリー氏が生きていたからこそ、何とか現体制でもやってこられた。2人を失ったジャニーズの経営は、今後、相当厳しくなるでしょう」(大手芸能プロダクション幹部)
ジャニーズ帝国の衰退、待ったなし!?
あわせて読みたい
- [New] 蝶野正洋『黒の履歴書』~元横綱・曙太郎さんへの想い
- [New] 『美女ざんまい』歌手・俳優/岡崎友紀インタビュー~ドラマ『おくさまは18歳』衝撃秘話~
- [New] 木村拓哉『Believe』妻役が天海祐希になった裏事情…工藤静香が“お相手”に嫉妬!?
- [人気] めるる『くる恋』でバナナ一房をペロリ…「いくらなんでも好きすぎる」と視聴者ツッコミ
- [人気] 手越祐也“一人負け”の迷走状態で悲惨…柏木由紀とYouTubeコラボ実現なるか
- [話題] NHK女子アナの“激変ぶり”に視聴者困惑!? 2年ぶりに番組復帰もすっかり別人に…
- [話題] 山下智久『ブルーモーメント』での“ボソボソ喋り”に混乱!字幕モードにする視聴者続出