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障害者施設に通う女児にワイセツ行為で逮捕! 余罪わんさか外道保育士

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静岡県警富士宮署は10月21日、10代の小学生女児を誘拐し、わいせつな行為に及んだ上、その様子を撮影したとして、わいせつ目的誘拐と強制性交、児童ポルノ禁止法違反(製造)などの疑いで、富士宮市にある障害者施設勤務の保育士、小川大器容疑者(32)を逮捕した。

警察によると小川容疑者は、9月20日の昼ごろ、勤務する施設に通っている同市の小学生女児宅に、自らの乗用車で迎えに行き、そのまま女児を連れ去った。その後、小川容疑者の自宅へ女児を連れ込み、性的暴行を加えたという。

「10月中旬、小川容疑者の同僚である男性から『施設に通う知的障害を持つ女児が、小川容疑者から性的暴行を受けており、その様子を撮影した動画を見せられた』と相談が寄せられました。警察が捜査した結果、容疑が固まり逮捕されたようです」(捜査関係者)

“性犯罪歴チェック”はないに等しい採用事情

家宅捜索の結果、押収した小川容疑者のスマホやパソコンには、他の少女のわいせつ動画も多数保存されていた。警察は余罪があるものとみて詳しく調べているという。

「小川容疑者は施設に長年勤めており、他の職員や障害者たちの父兄からの信頼も厚かった。当初はミニバスのような車で、順次、通所者宅を巡って送迎を行っていた。相性のいい通所者を保育士が自分の車で送迎することもあり、それがこんな犯罪に利用されるとは夢にも思いませんでした」(施設関係者)

ここ最近、男性保育士による女児に対する性犯罪が目立っている。厚生労働省に登録されている保育士は166万5000人。そのうち男性保育士は約8万2000人である。

施設での採用にあたって、性犯罪歴のチェックはないに等しいという。早急な対策が求められる。

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