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“ヤクザ第7世代”の生態④組事務所で当番中にフェイスパック

イラスト/ホセ・フランキー (C)週刊実話 無断転載禁止
イラスト/ホセ・フランキー (C)週刊実話 無断転載禁止

ヤクザのくせに実家住まい、刺青の代わりに全身脱毛で金玉からケツの穴までピカピカ、当番中に組事務所からSNSでライブ配信、会費を払って育休を取得などなど、現代の若い衆は意識高い系の集団だ。「ゆとりヤクザ」と揶揄された若頭世代ですら驚きを隠せない〝ヤクザ第7世代〟の驚きの生態に迫る!

顔の傷はヤクザの勲章。かつては自分で自分の顔に刀傷を入れて「ハクをつける」者さえゴロゴロいたが、当然、現在ではまったくいないそうだ。

それどころか、若手ヤクザたちは美容への意識が高く、定期的に顔にヒアルロン酸を注射する者もいれば、組事務所で当番中にフェイスパックして過ごす者まで目撃されているのだから、世も末である。

寿司屋でネタだけ食べてシャリは残す

「最近の若い衆はこぞって全身脱毛していて、サウナで見せてもらうと金玉の裏からケツの穴までピカピカですよ。それ以上に驚いたのが、歯のホワイトニングに通っている者が多いことで、ある小僧は『人の印象って歯で変わりますよね!』なんて最高の笑顔を見せて言うんですからね。私どもの世代は〝差し歯が何本あるか〟で競ったものですが…。確かに今は、ヤクザも好印象を持たれるように努力すべきなのかもしれませんやね」(関東系ヤクザ組長・60代)

また、この手の習慣がある者たちは当然、食事にも気を使っている。「糖質制限」はド定番で、寿司屋に招待しようものならネタだけ食べてシャリはすべて残す。店に失礼なため、飯に連れて行く場所にも気を使わなければいけない。

【ヤクザ第7世代の生態⑤に続く(#⑤を読む)】

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