女優・今田美桜の快進撃が止まらない――。今やドラマ&広告界で大争奪戦が展開され、今田をキャスティングできたスタッフに対し臨時ボーナスを提示するテレビ局も出現しているほど。ブレークのきっかけは4年前。『福岡で一番かわいい女の子』というキャッチフレーズで注目を浴び、アッと言う間にスターダムに駆け上った。
春ドラマではNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』や『恋はDeepに』(日本テレビ系)に出演。さらに、7月9日公開の映画『東京リベンジャーズ』にも登場し、女優として活躍の幅を広げている。そんな今田についたあだ名が〝ヒロイン喰い〟。
「『おかえりモネ』清原果耶、『恋はDeepに』石原さとみの2人は完全に今田にヤラれてしまった。ドラマで今田が画面に映ると、視線は無意識の内に彼女に注がれてしまう。魅力は何と言ってもあの目力。瞳に吸い寄せられるんです。童顔なのにセクシー。しかも、いまだにグラビアで水着を披露する美ボディーの持ち主。清原も石原も相手が悪かったというしかない」(制作関係者)
この2作品に出演する今田に対するドラマ界の評判はうなぎ上り。
「『おかえりモネ』は今田が登場することで、視聴率が1~2%伸びている。ヒットに程遠かった『恋はDeepに』が最終回で世帯平均視聴率8.1%をキープできたのも、今田の功績が大きい」(芸能プロ関係者)
あれだけの地名度と実力でギャラが格安
もっとも、今田にとってすべてが輝かしい作品だけではない。汚れ役も率先して受けているのだ。
「2017年のドラマ『民衆の敵』(フジテレビ系)ではデリバリー嬢に扮し、高橋一生との絡みを披露しているんです。今田人気は可愛いだけではない。演技も上手。どんな役もこなすから評判がいいんです」(同)
今回、あらためて人気を裏付ける証左となったのが、ニホンモニターによる『2021上半期タレントCM起用社数ランキング』。
「総合分野で3位にランキングされた。ちなみに、1位は15社の本田翼。2位は12社の芦田愛菜、そして3位が10社の今田の他、大泉洋、橋本環奈、松岡修造らがランキングされている。これは称賛に値します」(業界関係者)
業界から人気を得る理由はもう1つある。
「あれだけの地名度と実力を誇りながら、ギャラが格安なんです。業界では出身地にちなみ『博多価格』などと呼ばれています。薄利多売方式を採用しているんです。ドラマはGP帯で基本50万円~。主演は90万円~。CMも1本1000万円~で、通常の2~3割引きなんです」(同)
2021年下半期の爆走も〝今田〟に止まらない。
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