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JRA重賞『七夕賞』(GⅢ)本誌競馬班“厳選”軸1頭+相手4頭!

JRA重賞『七夕賞』(GⅢ)本誌競馬班“厳選”軸1頭+相手4頭! 
(C)JRA

過去10年、1番人気馬は【2・1・1・6】と頼りなく、10番人気以下が8頭も馬券絡み。

それにより、18年の256万、15年の100万の大波乱も含め、3連単10万以上が7回と高配当が乱れ飛んでいる。なお、ハンデ戦だけに斤量の軽い馬は気になるところだが、53キロ以下は【1・0・4・28】と、それほど目立つ数字でもない。ただ、近5年に限ればそのうち4年で軽ハンデの激走馬が出ており、しかもすべて人気薄。うまく見極めて馬券に組み入れたい。

★軸馬=クレッシェンドラヴ
福島では、昨年の七夕賞や福島記念の勝利を含め【2・3・0・0】と、3着以下がないクレッシェンドラヴ。現役屈指の福島巧者と言っても過言ではない。主戦の内田騎手とも【6・3・1・3】と好成績で、同騎手は、過去10年の七夕賞が【2・1・1・5】。この馬以外でも上位入線を果たしている点は心強い。近3走は、強豪ぞろいのGⅠで⑬⑧⑪着と上位には入れていないものの、このコースなら見直しが必要。7歳でも侮れない。

★相手=ヴァンケドミンゴ
新潟で行われた前走の福島民友Cは、不良馬場にも泣かされ13着と大敗を喫したヴァンケドミンゴ。ただ、これまで6戦して【4・1・1・0】と大得意の福島に舞台を移せば一変がある。昨年のこのレースで3着に好走しているだけでなく、秋の福島記念でもクビ差の2着。福島のGⅢなら、いつ勝っても不思議はない。騎乗予定の酒井騎手とのコンビも【1・1・2・0】と好相性だ。

世代屈指の実力馬ワーケアの復活にも注目

★相手=トーラスジェミニ
前走の安田記念は、ダイワキャグニーにハナを譲って2番手から運び、直線でもしぶとい走りで5着に食い込んだトーラスジェミニ。2~4着はGⅠ馬で、勝ったダノンキングリーもダービー2着などがあった実力馬。そんな強豪相手に続く5着は価値がある。福島では、デビュー2戦と昨秋の福島記念のトータル3戦で、いずれも着外だったが、前に行ける脚があり、本質的には福島コースは合うはず。目下の充実ぶりなら、見せ場以上の走りが期待できる。

★相手=ショウナンバルディ
年明けからの3戦は、いずれも二桁着順と振るわなかったショウナンバルディだが、2走前の都大路Sは3着、前走の鳴尾記念も2着と、一時のスランプからは脱した感がある。鳴尾記念の勝ち馬は、次走の宝塚記念で2着に好走するユニコーンライオンだったことを考えれば悪くない。先行力が戻ってきた現状、小回りコースなら、より力を出せそう。

★相手=ワーケア
新馬、アイビーSとデビュー2連勝を決め、ホープフルSで3着、弥生賞で2着と重賞でも好走し、出世街道を進むかと思われたワーケアだが、その後の3走はやや足踏み状態。世代屈指の実力は秘めているはずで、8カ月半の休養で心身ともにリフレッシュできていれば有力。過去10年、父がサンデーサイレンス系の4歳馬は、【2・1・1・3】と過半数が馬券に絡んでいる。

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