日本テレビ系で放送されている有吉弘行の冠バラエティー番組『有吉反省会』が9月いっぱいで終了する。
同番組は2013年4月にスタート。ゲストが「反省すべきこと」をカミングアウトして、有吉らが〝問題点〟を深掘りするスタイルで人気を集めていた。
「世帯、個人ともに視聴率は手堅い数字をマークしていたが、制作費の限られる深夜の帯番組としては、バカリズム、博多華丸大吉の博多大吉、指原莉乃、大久保佳代子ら豪華共演者の出演コストがかさんでいた」(他局スタッフ)
後番組は、今年1月3日に初めて特番が放送され、3月までに全10回放送された『千鳥VSかまいたち』で調整が進められているという。
「直近の6月19日の『有吉反省会』の世帯視聴率は6.5%で、まったく打ち切られるような数字ではない。逆に、千鳥とかまいたちの番組を放送したところで、そこまでの数字は難しいのではないか。とはいえ、コロナ禍で各局の広告収入が大幅に減ってしまった現状、ギャラの高い大物を〝リストラ〟するしかないんです」(同・スタッフ)
紳助さんのように悠々自適の引退か
有吉は、同番組の他にも『有吉の壁』(日本テレビ系)、『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビ系)など10本の冠レギュラー番組を抱えている。
「今回の『有吉反省会』は共演者のギャラがネックだとされていますが、有吉のギャラのほうがずっと高い。
日テレが決断を下したことで、他局も一斉に〝有吉切り〟の決断を下すことになりそう。年内に、あと数本のレギュラー番組が終了するとみられている」(芸能記者)
4月にフリーの夏目三久アナと電撃婚。同アナは今秋で芸能界を引退することを発表しているが、新婚早々、暗雲が漂い始めた。
「現在の有吉の年収は、芸能界の〝長者番付〟の最上位にランクされるほど稼いでいる。ここで仕事がゼロになっても、引退した島田紳助さんのように一生食うには困らないはず。それでも生活が不安になったら、夏目アナが復帰すればいい」(同・記者)
超売れっ子から地獄に落ち、再び這い上がってきた有吉。十分な蓄えとトロフィーワイフを手にした今は、這い上がる必要もない。悠々自適の老後が待っている。
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