6月6日の午前2時55分ごろ、東京都台東区北上野にある自宅マンションで37歳の元同僚男性の胸を果物ナイフで刺したとして、警視庁下谷署は同日、殺人未遂容疑で職業不詳の水谷陽子容疑者(45)を現行犯逮捕した。
110番通報で警察官が駆けつけると、マンション入り口のエントランスで、顎から血を流している水谷容疑者と鉢合わせになった。
「急所を何度も刺した。もしかしたら死んでいるかもしれない。急いで見に行ってください」
警察官の問いに、水谷容疑者はこう答えたという。
マンションの部屋へ入ると、ベッドの上でTシャツにジーンズ姿の男性が仰向けに倒れており、首から腰にかけて上半身は血まみれだった。すぐに男性は搬送されたが、病院で死亡が確認された。
「下手すると殺されるかもしれない」
「通報は男性の声で『昔の職場の知り合いに殴られた上、刺されて血が止まらない。助けて』という内容でした。水谷容疑者が男性を刺したことを認めたため逮捕しましたが、『刺したが、殺すつもりはなかった』と容疑の一部を否認しています」(捜査関係者)
警察の調べによれば、2人は数年前まで都内にある会社の同僚だった。
「お互いに好意を持ち、交際していたようですが、2年半ほど前に別れたと聞きました。でも、8歳年上の彼女が彼を忘れられなくて、たびたび呼び出していた」(2人の知人)
被害者男性の親族によれば、「彼女に『終わりにしたい』と告げたら、逆にしつこく付きまとってきた。下手すると殺されるかもしれない」と、危険を察知していたという。
それでも彼女の部屋を訪れ、深夜まで一緒にいたのだから、男と女の関係は摩訶不思議というしかない。
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