皮肉にも、人気は〝三日天下〟で終わってしまったようだ――。
昨年、麻薬取締法違反で逮捕された沢尻エリカの代役としてNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演し、大ブレークを果たした女優の川口春奈。その後もCMやバラエティー番組に引っ張りだこだったが、TBSで7年半ぶりにヒロインを演じた4月期のドラマ『着飾る恋には理由があって』が大惨敗を喫してしまったのだ。
「初回が9.1%、続く第2話が8.2%、以降、第3話6.8%、第4話7.8%、第5話8.2%、第6話7.8%、第7話7.8%。そして直近の第8話が8.5%。平均8.0%で、全話通してのシングルは、ほぼ確定的。大河効果に期待する声は多かったのですが…」(芸能ライター)
今回、視聴率が注目されていた理由はもう1つあるという。川口にとってTBSのドラマは、まさに女優生命を賭けたリベンジマッチだったからだ。
“シングルさん”の汚名返上失敗
「川口は2013年10月期に放送されたドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)で初の主演に抜擢された。しかし、世帯平均視聴率はたったの3.8%と、ドラマ史に残る低視聴率を叩き出した。それ以来、川口は〝低視聴率女優〟、〝シングルさん〟の烙印を押され、長らくイマイチな女優として、くすぶり続けることになるんです」(芸能プロ関係者)
そうした中、『麒麟がくる』でブレークした人気を背景に、川口は満を持してTBSのオファーを受けた。
「ギャラも7年前に比べて3倍近い額です。それなのに見事、返り討ちに遭ってしまったわけです。『麒麟――』の主人公、明智光秀になぞらえて、〝三日天下女優〟と揶揄されています」(制作関係者)
もっとも、当の川口本人はこの視聴率を全く気にしていないという。
「川口は叩かれることに免疫がついていて、少々のことではビクともしない。今の川口には、結婚を前提に付き合っている格闘家の矢地祐介がいますからね」(前出の芸能ライター)
麒麟が消えた…。
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