『AKB48』の柏木由紀が6月3日、テレビ東京系で放送された『主治医が見つかる診療所スペシャル【芸能人“お悩み解決”人間ドックスペシャル】』に出演し、「脊髄腫瘍の疑いがある」との診断を下された。
「柏木が番組内でMRI検査を受けた結果、本来は灰色に写る脊髄が、柏木は一部が白色に写り、10万人に1人という難病『脊髄空洞症』ではないかと指摘されたんです」(スポーツ紙記者)
番組で「左手がしびれることが多い」と明かしていた柏木。過去に「手根管症候群」と診断されていたというが、今回は「脊髄腫瘍」が原因となっている恐れもあると診断されてしまったのだ。
「柏木は『指のしびれは1年以上前から』と訴え、『今もこの3本は先がしびれています』と左手の親指、薬指、中指を触っていました。悪化して症状が進行した場合、手足のしびれだけでなく、運動機能に障害が出ることもあり、最悪歩けなくなることもあるという恐ろしい病気だそうです」(同・記者)
脊髄専門の医師による精密検査を受け、左足と左半身にもしびれが見られることも分かり、柏木は治療を決意。医師から勧められた手術も検討しているという。
三十路のAKB史上最年長メンバー
「5月末には、2日間にわたってAKBの公演に出演し、元気な姿を見せていました。まさか、こんな難病を抱えているようには見えませんでしたよ。自身のYouTubeでは、グループ活動とは別にソロプロジェクトを進めていたが、しばらく休養せざるを得なくなりそうです」(芸能記者)
今年で30歳を迎え、AKB史上最年長メンバーとなった柏木だが、まだグループ卒業については言及していない。
「5月末には峯岸みなみが卒業。これで、観客がわずか7人しかいなかった初回公演を経験した1期生メンバーがいなくなってしまった。1期生メンバーのときは、もっと観客との距離が近く、ファンとしてもグループを応援してあげようという熱意に満ちあふれていたものです」(アイドルライター)
それぞれの〝推し〟に対するファンたちの熱意は、2018年まで開催されていたAKB48グループ選抜総選挙の得票数にダイレクトに反映されていたが、19年以降は総選挙も行われていない。そのうちに、どんどん若いメンバーが台頭し、古参のファンは取り残された感覚があるという。
40代後半の熱烈なファンが憤る。
「AKBが売れてから入って来たメンバーたちは、全く苦労を知らない。でも、ゆきりんが入った06年はまだまだ売れておらず、メンバーたちにとって苦悩の日々が続いていたんです。そんな時期を耐え忍んだゆきりんが卒業したら、もうファンは卒業します」
運営側は、柏木ほどの貢献度があるメンバーに対しては、「単なる卒業」ではなく、企業の〝顧問〟のようにグループに関わり続けられる処遇を考えた方がよさそうだ。
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