タレントの中居正広が4月4日、フジテレビ系の情報番組『ワイドナショー』に出演。自身の独立から1年経過した心境を明かした。
まず、大きな事務所を辞めて1人でやっていくのは本当に大変だとし、「ちょうど退所したと同時にコロナだったので、ほんとこの1年、僕、振り返っても、何の実にもならなかった…」と後悔を口にした。
その上で、「(独立は)そんなに勧めないというか。『絶賛、皆さんにオススメします』という感じではない」と、ジャニーズの後輩たちも含め、全芸能人に〝警告〟したのである。
「中居が愚痴りたくなるのも仕方ない。他の退所したタレントたちは完全独立。それに対して、中居はジャニーズとの円滑な関係を保つため〝社内独立〟のような形をとっている。個人事務所は設立したものの、スタッフはジャニーズの社員ですから、おそらく、ギャラの取り分もジャニーズに所属していた時代とあまり変わらないはず。独立した割には儲かっていないのでしょう。それなのに、経理などもチェックしなければならず『失敗した』と実感しているんだと思いますよ」(テレビ局関係者)
レギュラー番組消滅で“干される恐怖”
芸能界での地位は安泰だと思われていた中居だが、3月27日に日本テレビ系『新・日本男児と中居』が終了。じわじわと〝干される恐怖〟も味わいつつある。
一方、長瀬智也の退所に伴い、残る3人のメンバーで『株式会社TOKIO』として4月から独立したTOKIOも、中居同様の社内独立。『ワイドナショー』で中居は、TOKIOについても言及していた。
「この環境だとできないから、ちょっと出てみようかなって、タイミングと状況は皆それぞれだと思いますし。だからTOKIOもこの年齢になって、このキャリアになって、ということだと思います」
しかし、業界関係者たちは、TOKIOと中居の意欲の違いを感じているという。
「中居はコロナのせいにしていましたが、TOKIOは『日経新聞』に会社としての広告を出すなど、積極的に〝営業活動〟を行っている。今後、仕事を増やすために一般の社会人と同じような感覚で臨んでいるんです。それに対して中居は、事務所がとってくれていた仕事にあぐらをかいたまま。そこが大きな違いなんですよ」(前出・テレビ局関係者)
〝のんびり〟していちゃ会社がつぶれちゃうよ、中居くん!
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