NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の帰蝶(織田信長の正室)の代役を演じ切り、人気女優の仲間入りを果たした川口春奈に早速、大きな試練が待ち受けている。
「ここだけの話、帰蝶人気は一時的なバブルと見るべきです」
こう語るのは、数々のヒット作を手掛けてきたフリーのドラマプロデューサー。
「一昨年11月に沢尻エリカが逮捕され、急きょ抜擢されたのが川口でした。指名がかかった理由は、スケジュールが空いている女優が彼女だけだったから。当初、川口の年齢が帰蝶役には若過ぎる、時代劇の経験がなく演技が未熟…などの指摘が多数寄せられました。しかし、ドラマが始まれば川口演じる帰蝶は視聴者のハートをわしづかみにし、大人気となりました。2月の総集編のナレーターが川口に決まったのも、絶大な人気があったからです。でも、女優としての価値は次の作品を当てられるかですよ」(同)
『麒麟がくる』が最終回を迎えた現在も、川口の人気ぶりは衰えていない。
「大河とともに昨年1月から始めた公式YouTubeチャンネル『はーちゃんねる』の登録者数は125万人(3月12日現在)、動画再生回数も6800万回超を記録しています。これだけで1億円近い広告収入が入ってくる。そもそも、中身は実家でダラダラ過ごしたり、料理をしたり、スッピンをさらしたりと、制作費は限りなく0円ベース。事務所も笑いが止まらない。いつ女優を辞めても食べていけますよ」(芸能プロ関係者)
視聴率3.0%を叩き出した“トラウマ”ドラマ
当然の如くCM出演本数もうなぎ上り。
「大河終了後にカルビー、ライオンなどナショナルクライアントのCMが始まった。これでCM契約数は15社以上になる。出演料も計8億円は下らない。まさに帰蝶バブルと言っていい」(大手広告代理店関係者)
そんな川口が満を持して挑むのが、4月期に放送されるTBS系の火曜ドラマ枠『着飾る恋には理由があって』の主演。意外だが、川口がTBSの連ドラのオファーを受けるのは、実に7半ぶりのこと。
「川口にとってトラウマになっているのが、2013年10月に放送された主演ドラマ『夫のカノジョ』。全話世帯平均視聴率3.87%…。第5話に至っては前代未聞の3.0%を叩き出したドラマです」(夕刊紙記者)
結局、『夫のカノジョ』は全9話が8話で打ち切りになってしまった上、川口についた異名が〝シングル春奈〟だった。
「TBSの4月ドラマ『着飾る――』は、川口にとってはまさにリベンジなんです。気合いはかなり入っているそうです」(関係者)
女優・川口の剣が峰だ。
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