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JRA重賞『フローラステークス』(GⅡ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

クリスマスパレード
クリスマスパレード 

過去10年、フローラSを勝ってオークスでも連対を果たした馬が3頭と、トライアルの存在感が薄れている昨今とはいえ無視はできない一戦。ただ、キャリアが浅い馬がそろうためか「まぎれ」も多く、108万馬券を筆頭に3連単10万オーバーが6回で、5万円未満はわずか1回のみ。1番人気は【1・2・0・7】でもあるので、波乱覚悟で臨むべし(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

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《血統別》
主な種牡馬のコース成績&複勝率は、以下の通り(東京芝2000メートル、2019~23年2月の集計)。スワーヴリチャードは【1・1・1・2】で60.0%。産駒はアドマイヤベル。シルバーステートは【4・3・1・9】で47.1%。産駒はラヴァンダ。キタサンブラックは【7・5・3・21】で41.7%。産駒はクリスマスパレード、ミスティア。ロードカナロアは【9・14・10・49】で40.2%。産駒はバロネッサ。リアルスティールは【3・0・1・6】で40.0%。産駒はコンテソレーラ、トロピカルティー。エピファネイアは【15・7・12・57】で37.4%。産駒はカニキュル、ラビットアイ。ドゥラメンテは【10・5・4・50】で27.5%。産駒はマルコタージュ。ダノンバラードは【2・0・0・11】で15.4%。産駒はコスモディナー。出走数の少ない種牡馬は、カリフォルニアクロームが【0・0・0・2】で産駒はエルフストラック、ミッキーロケットが【0・1・0・1】で産駒はメアヴィア。

《前走別》
前走別の成績&複勝率は以下の通り。前走が新馬戦だった馬は【0・0・0・4】と好走馬なし。未勝利戦だった馬は【0・2・2・30】で11.8%。1勝クラスは、前走連対だと【5・3・2・25】で28.6%、前走3着以下だと【1・0・1・34】で5.6%。なお、前走1勝クラスで距離が1700メートル以下だった場合は【0・0・0・9】。OP特別(リステッド含む)は【1・0・0・8】で11.1%。GⅢは【3・4・5・31】で27.9%。この中で目立つのはフラワーCで3~6着だった馬で、【2・2・4・5】で61.5%と好走率がかなり高い。GⅡは【0・0・0・5】と苦戦を強いられている。GⅠは【0・1・0・2】と、出走例自体が少ない。唯一の馬券圏内は、桜花賞6着の22年パーソナルハイ。

《持ちタイム》
芝2000メートルの持ちタイムトップは1分59秒8のアドマイヤベル。以下、2分0秒7のクリスマスパレード、2分1秒6のメアヴィア、2分2秒1のエルフストラック、2分2秒6のラビットアイ、2分3秒0のミスティアと続く。

過去10年はすべて良馬場で行われており、平均勝ちタイムは1分59秒9で、最速は20年ウインマリリンの1分58秒7。

馬券は印各馬の3連単ボックスで勝負!

◎はクリスマスパレード。2番手から早めに抜け出して、最後まで凌ぎ切るという競馬で2戦2勝。ここもあっさり突破するようなら、オークスでも期待できそう。

○はアドマイヤベル。ここ2戦は、今回と同じ東京芝2000メートルで3、2着。全3戦で33秒台の上がりを記録するなど、安定感のある末脚もウリだ。

▲はバロネッサ。3戦目の未勝利戦を勝ったばかりだが、前走は1800メートルで1分46秒2の好タイムをマーク。能力は高い。

△は、関連度がかなり高いフラワーC善戦組から、4着ラビットアイと5着エルフストラック。

馬券は、印各馬の3連単ボックス(60点)で勝負!

《結論》 ◎クリスマスパレード ○アドマイヤベル ▲バロネッサ △ラビットアイ △エルフストラック

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