4月8日より、広瀬アリス主演のフジテレビ月9ドラマ『366日』がスタートした。放送前から指摘されていた不安が的中し、視聴者からは微妙な反応があがっている。
同作はHYの名曲『366日』の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋を叶えようと動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける。
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第1話では、主人公の雪平明日香(広瀬)が高校の同窓会で、ひそかに想いを寄せていた水野遥斗(眞栄田郷敦)に再会。明日香は遥斗との再会を喜ぶものの、〝期待をしない〟と自分に言い聞かせて、ほどよい距離感を保とうとする。
しかし同窓会からしばらくして、偶然2人きりで会うことになった時、明日香は秘めていた思いを遥斗に打ち明ける。すると遥斗もまた、高校時代から明日香に想いを寄せていたと明かし、2人は29歳となった今から、一緒に歩んでいこうと決めた。
だがデートの初日、遥斗は待ち合わせ場所に行く途中で、木に引っかかった風船を取ろうと川のフェンスを飛び越えている子どもを庇い、フェンスから落下。頭から血を流し、救急車で運ばれてしまうのだった。
広瀬アリスと眞栄田郷敦の月9は弱い?
「ありえないくらいベタな展開で、遥斗はそのまま昏睡状態に陥ってしまったようです。この演出には案の定批判の声が続出していますが、キャストの弱さもまた、視聴者を喰いつかせることができない要因のひとつ。広瀬と郷敦は知名度こそ高いですが、月9でメインを張れるのかは微妙なところ。2人ともエキゾチックな顔立ちなので力強さがあり、淡いラブストーリーともミスマッチ」(芸能ライター)
この原因は、月9ブランド力の低下と、役者たちのラブストーリーへの敬遠があるという。
「人気俳優に〝月9でラブストーリー〟をしませんか? とオファーしても、断られてしまうケースが続いている。最近の惨状を見ると、確かにリスクしかありませんからね。広瀬が最近、ラブストーリーを演じまくっているのも、他の役者が断り、広瀬に回ってきているから。でなければ、せっかくの月9で、既視感アリアリのラブストーリーなんて企画は通りにくい」(芸能記者)
初回の世帯平均視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、良くも悪くもない。ここから大逆転ヒットとなるだろうか。
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