間宮祥太朗が主演を務める日曜ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)第1話が4月7日に放送されたが、原作からの改変が多く、ファンの間で物議を醸している。
原作は、2013年から2017年に週刊少年マガジンに連載された、原作・メーブ氏、作画・恵広史氏による同名漫画。主人公・織田照朝(間宮)が、13年前に亡くなった父・清司(吉川晃司)の死の真相に迫るため、「99本集めるとこの世のすべてを手に入れられる」と言われる〝悪魔の鍵〟を集めるアクマゲームに挑んでいく。
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「ドラマは講談社×日本テレビの一大プロジェクトと謳われていますが、原作改変のオンパレード。主人公の設定は高校生から27歳へ、鍵は偶然手に入れたものではなく父親から託されたモノに。また第1話で対戦した、関西弁の反社会勢力である丸子ファミリーの二代目・丸子光秀(須賀健太)は、もともとイタリアマフィアの御曹司・マルコでした」(芸能ライター)
日本テレビのドラマ、原作改変で思い出されるのは、やはり『セクシー田中さん』騒動だ。
「完全にパラレルワールドの別ストーリー」
原作者の芦原妃名子さんが、ドラマ化した日本テレビに「自身の意図とは異なる脚本を示された」と訴えていたとブログで告白したあと、今年1月に遺体となって発見された痛ましい騒動である。
現在は、世間が原作改変に敏感になっている。こうして「アクマゲーム」を改変するにあたって、制作側は《実写化において、いくつか一般的に変えております》《講談社さんといろいろご相談して、1番映像化に向けてベストな方法を選んでいただきたいという先生の言葉もいただいた》とコメントしていた。
「実際、原作者であるメープ氏は撮影現場へ遊びに行ったり、自身のSNSで出演者のイラストを投稿したりと、映像化を歓迎している様子が散見されます。原作者がドラマ制作前に設定変更に同意しているなら問題ないでしょう。しかし一方で、原作ファンからは《完全にパラレルワールドの別ストーリー》《作者よく受け入れたな》などと悲しむ声も多い」(同・ライター)
せめて〝パラレルワールド版〟銘打って放送するなら、原作ファンの溜飲も下がりそうだが…。
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