お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、自身の性行為強要疑惑を報じた週刊誌『週刊文春』発行元の文藝春秋と同誌編集長に対し、名誉を毀損されたとして5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が3月28日に東京地裁で開かれた。
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松本は出廷せず、わずか5分ほどで閉廷。それでも、文春側は「複数の女性が受けた同意のない性的行為は事実」などとして請求棄却を求めた。
松本側は「芸能活動に致命的な影響を与え、名誉を毀損することは明らか」と主張。同誌に掲載された記事に登場した2人の女性、A子さん、B子さんについて「特定してもらいたい」と要請していたが、思わぬ形で2人の素性が特定されてしまった。
ホリプロの元所属タレントをアテンド?
「ここに来て、ある暴露系ユーチューバーが、文春の記者から得た情報として2人の素性を暴露。そんなことをしたら2人が誹謗中傷にさらされてしまうことは火を見るよりも明らかなのにやってしまい、ネット上では騒動に発展しています。とはいえ、そのうち1人は、もしその女性だったらシャレにならない大問題なのです」(芸能記者)
同誌によると、2人の女性をめぐっては、お笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬が松本にアテンド。それに加え、自身と松本の子飼いの放送作家も2人に対して性的行為を強要したことが報じられていた。
しかし、その後、小沢の所属事務所は記事に関してコメントすることはなく、相方の井戸田潤が通常通りに仕事をこなすのをよそに、小沢は表舞台から消えてしまったのだ。
「どうやら、被害者の1人が小沢の所属するホリプロの元所属タレントだったようだ。つまり、小沢は自社のタレントを松本に〝性上納〟していたわけで、ホリプロの上層部からしたら許し難い行為。松本の裁判が終わったとしても、小沢の芸能界復帰は絶望的だろう。小沢はほかの芸能界の先輩にも女性をアテンドしていたようだが、これまでトラブルはなし。松本にアテンドしたのが運の尽きだった」(同・記者)
今後、所属事務所が小沢に正式に厳正な処分を下すことになるかもしれない。
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