2024年度最初の開催となる大井競馬は、注目の重賞が2夜連続で開催される。
春を彩る重賞『第7回ブリリアントカップ』と『第35回東京スプリント』だ。それぞれ格上げされた歴史を持ち、今後を占う上で重要な一戦となる。
まずは、4月10日に開催されるダートグレード競走『第35回東京スプリント』(JpnⅢ)に注目したい。
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91年「東京シティ盃」の名称で1400メートルの重賞として創設。07年から距離を200メートル短縮して、スプリント重賞としてリニューアルされ、09年より「東京スプリント」に改名し、ダートグレード競走として生まれ変わった。
今年から6月の「さきたま杯」がJpnⅠへ格上げされ、上半期の短距離路線の目標レースと設定されたことにより、5月のかしわ記念(JpnⅠ)、6月のさきたま杯へと続く古馬短距離路線が確立され、その行方を握る重要な一戦となる。
過去10年を見ると、JRA所属馬が9勝で圧倒的優勢。3着までを集計するとJRA22頭に対し、地方馬8頭。JpnⅢという格付け以上に、実績馬が顔をそろえ、強い馬が持ち味を生かしてきっちりと勝ち切るシーンが目立つ。
負担重量は、大レース勝ち馬がより加増して背負わされるグレード別定。22年のギシギシ(大井)は、一般戦を3連勝して臨んだ初の交流重賞でいきなりの3着入線を決めている。
実力馬が強いといっても、勢いのある地方馬なら侮ることはできない。
“人気落ち”の実力馬が狙い目!
また、9日に開催される『第7回ブリリアントカップ』(SⅢ)も、今年の南関東を占う上で見逃せない一戦だ。
18年に準重賞から昇格。春の中距離チャンピオンロードはブリリアントカップ、大井記念、帝王賞と続き、南関東のクラシック3冠レースと並ぶ注目レースとなる。
前述の東京スプリントと同じく格付け以上に実績馬がそろい、難解な傾向にある。
重賞に昇格となってからの6年間で、比較的順当だったのは1番人気―3番人気―2番人気で決まった第1回のみ。特に、ここ4年は6番人気以下が毎年連に絡んでおり、近況で好成績を残せず人気を落としている実績馬がいたら、狙ってみても面白い。
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