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JRA重賞『桜花賞』(GⅠ)東京スポーツ・三嶋まりえ記者の「推し活競馬」

三嶋まりえ
三嶋まりえ(C)週刊実話Web

いよいよ桜花賞です。トライアルレースで権利を取った馬の多くが1勝馬だったことから、今年もボーダーが高めになりました。

今のところは賞金1000万がボーダーライン。ギリギリのラインにいる馬の中には、サウジアラビアRC2着のボンドガールも。昨年暮れの阪神JFを放馬→右前肢打撲のため回避したことで出走が危ぶまれる事態となっていますが、2戦しかしていないとはいえ、戦ってきた相手が強いだけに出走してくれば有力候補になるでしょう(※抽選により出走除外)。

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〝戦ってきた相手〟とは、ゴンバデカーブースや東スポ杯覇者のシュトラウスなど。私は新馬戦でボンドガールと戦ったチェルヴィニアを〝推し馬〟に指名したいと思います。

デビュー戦こそ、敗れましたが、その後の活躍は皆さんご存知の通り。未勝利戦を圧勝した後、アルテミスSを完勝。特に前走の勝利が印象的でした。

出遅れ気味のスタートから挽回して4番手へ。単勝1.5倍の断然人気を背負ったこともあってさすがにマークが厳しく、直線でなかなか進路があかず…。

一瞬はヒヤッとする場面もありましたが、前があいてからは一気に突き抜け、圧巻の末脚を披露しました。

名手・ルメール騎手が大舞台での活躍を示唆

デビュー2戦のスムーズな勝利とは異なり、今回は我慢を要するレース。それでもしっかりと結果を出したのですから、大舞台でも! と期待を持つのは当然でしょう。

レース後にはルメール騎手が「牝馬のGⅠを狙えます」と大舞台での活躍を示唆。桜花賞でも主役を担う1頭だと思っています。

中間は早めに栗東入り。約5カ月ぶりと久々の実戦にはなりますが、3週前から1週前まで3週続けてと長めの距離で追い切られたように、ここへ向け態勢を整えています。

イクイノックスを筆頭に大舞台で結果を出し続けてきた木村厩舎ですから、きっちりと仕上げてくるはず。満開の桜の下で輝く姿が見たいです。

馬連はアスコリピチェーノ、クイーンズウォーク、コラソンビート、スウィープフィート、ステレンボッシュ、ライトバックへ。(注:1週前時点での予想です)

三嶋まりえ
東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。22年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。

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