2024年度のダートグレード競走第1戦目となる、『第73回川崎記念』(JpnⅠ)が4月3日、川崎競馬場で開催される。
ダート競走の体系の大幅な改変の一環として、今回から開催時期が4月へ移動。昨年はウシュバテソーロが、このレース後にドバイワールドカップ優勝するなど、これまではドバイやフェブラリーS(JRA)の前哨戦としての役割を担っていたが、今後は3月のダイオライト記念(船橋)から川崎記念、そして6月の帝王賞(大井)というのがダート中距離路線前半戦の主要路線となる。
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20年2着ヒカリオーソ、21年1着カジノフォンテン、22年2着エルデュクラージュと、ここ最近でこそ地方勢の好走も目立つが、過去10年を見てもJRA所属馬が9勝2着8回3着9回と力の差は歴然。今年も、前走の佐賀記念で2着に4馬身差をつける圧勝劇を見せたノットゥルノ、JBCレディスクラシック勝ち馬のアイコンテーラーをはじめ、複数のタイトルを持つ実力馬たちが出走を表明しており、例年以上にレベルの高い戦いとなりそうだ。
距離適性とレース展開の見極めが最重要ポイント
ちなみに14年から23年までの10年間で、4コーナーを6番手以降で回った馬の成績は【0・0・0・54】で、3着以内まで追い上げた馬はゼロ。後方からのレースが目立っていたウシュバテソーロでさえ、4コーナー手前から早めに追い上げての優勝だった。
開催時期の変更により傾向なども一変する可能性が高く難解な一戦となりそうだが、距離適性とレース展開の見極めが最重要ポイントとなりそうだ。
さて、翌4日も注目のダートグレード競走が続く。大井競馬で1月下旬に行われていた『TCK女王盃』が、24年から園田競馬に舞台を移し『第1回兵庫女王盃』(JpnⅢ)と名称を変え新たなスタートを切る。
古馬牝馬の上半期チャンピオン競走『エンプレス杯』(JpnⅠ・川崎)に向けての重要な一戦でもあり、それまで牝馬ダート重賞が存在しなかった西日本エリアにとっては、初の牝馬ダートグレード競走となる。
なお、TCK女王盃の過去10年を見るとJRA所属馬が全勝。栄えある第1回に地方馬が意地を見せることができるか、注目だ。
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