灼熱の火花散る！『オートレース』情報～SG出場へ向け吉林直都の勢いが加速中！

37期の後輩がハイレベルな活躍を見せる中、1期先輩の36期も負けていない。

中でも浜松の吉林直都が、メキメキと力をつけている。同期の栗原佳祐の存在にやや押され気味だったが、今年2月の山陽『GⅡ若獅子杯争奪戦』では予選を3連勝とブレイク。準決勝では並み居る強豪とハンデ10メートル差という2級車では限界に近いハンデに置かれた。

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結果は敗れたが、その後も川口のGⅠで随所に見せ場を作り、素質の高さがうかがえた。

全国に名を売るのに絶好の舞台

吉林といえば、2023年オートレース選手表彰では「優秀新人選手賞」を受賞するなど将来を嘱望されている。

1期後輩の躍進も活力になっているようで「自分も負けないように、埋もれないようにと思い頑張っています。いい刺激になっています」と気を引き締めていた。

いよいよ4月24日からは初のSG出場となる『第43回オールスターオートレース』が控えている。まさに全国に名を売るのに絶好の舞台だ。

ハンデ的には決して楽な戦いは望めそうもないが、0ハンからのレースが主になるのは間違いないだけに、予選道中からその「逃げっぷり」には目が離せない。

底知れない魅力満載の新人。同期同地区の栗原と共に、吉林の今後をしっかりチェックしていきたい。