1998年の夏に放送された俳優・反町隆史主演の連続ドラマ『GTO』が26年ぶりに復活し、カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』として4月1日に放送。98年版に出演していた、反町の妻で女優の松嶋菜々子が、冬月あずさ役で出演することが発表された。
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98年の放送で、鬼塚英吉(反町)と同じ高校の教師を辞めて客室乗務員になった冬月(松嶋)は、『GTOリバイバル』でも変わらず客室乗務員でいることが明かされた。
2人は同ドラマでの共演がきっかけで2001年2月に結婚。昨年11月から放送された『SHISEIDO MEN』のCMで結婚後、CMでの夫婦初共演を果たし話題になったが、ドラマでは2002年のNHK大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』以来22年ぶりの共演となる。
すっかり俳優として株を上げた反町隆史
「カンテレとフジが社運を懸けているという同ドラマだけに、相当の好条件で松嶋に出演をオファーしたのでは。情報出しのタイミングも絶妙で、かなりの高視聴率が期待できそうだ」(テレビ誌記者)
結婚後、〝平成のビッグカップル〟といわれた2人だが、育児もあって松嶋は仕事をセーブ。一方、反町は主演作がことごとく当たらなかった時期があった。
しかし、反町はテレビ朝日系の人気ドラマシリーズ『相棒』で水谷豊演じる主人公の相棒役に抜てきされ、すっかり復調。今や、主役のみならず、脇役での好演も見せ、俳優としての株を上げた。
松嶋は11年10月期の日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』で、それまでの女優としてのキャリアを捨てる覚悟で新境地を開拓。最終回の平均世帯視聴率は40.0%を記録するなど代表作となった。
「その後、松嶋はドラマの主演に返り咲いたものの、まったく当たらず。すっかり夫の方が俳優として格上になってしまった。反町との夫婦共演が話題になり、それが忘れられないうちに『家政婦のミタ』の続編をやれば、夫と同じように復調できるはず」(芸能記者)
子育てが落ち着いた松嶋だけに、決断次第で再び輝けるはずだ。
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