ヒロインを演じた日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)が全話2桁視聴率で着地するなど、勢いが止まらない女優・芦田愛菜。抜群の好感度の高さを誇り、『国際園芸博覧会(園芸博)』のアンバサダーを務めるほかCM出演も多く、テレビ局にとって喉から手が出るほど起用したい女優に成長した。
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ただ、芦田は慶應義塾大学に通う現役の大学生。学業優先を公表していることもあり、各局でスケジュールの争奪戦が常に起きている状況だ。
「これまで、芦田さんのテレビ出演は、レギュラーを務めるバラエティー番組がメインだった。しかし、昨年あたりから女優業を本格的に再開させたため、各局のプロデューサーが芦田さんの夏休みや冬休みのスケジュール確保を狙っています。ドラマにキャスティングできれば間違いなく話題になりますから、みんな必死ですよ」(民放関係者)
そんな中、NHKも〝芦田争奪戦〟に乗り出したと、テレビ関係者の間で噂になっている。
芦田はNHKで、朝ドラ『まんぷく』のナレーションや、2022年3月放送のドラマ『エンディングカット』の主演を担当。関係性はそれほど深くないが、芦田が主演の連ドラの制作を狙っているという話だ。
「NHKのドラマ制作は、予算が潤沢に振り分けられるので、民放よりもスケジュールをゆったりと組める。放送時期も調整可能なので、学業優先の芦田さんとしては仕事しやすい相手。しかも、民放の連ドラほど視聴率がメディアで取り沙汰されることが少ないので、芦田サイドとしても、本格的に主演作を作るのはNHKが最適だと考えているとか」(民放編成担当)
芦田愛菜にビッグプロジェクト浮上!?
民放各局としては、芦田をNHKに取られることは阻止したいところだが、それはどうも難しいかもしれない。
「芦田の主演作を秋ごろから冬にかけて放送し、さらに年末の『紅白歌合戦』の司会に抜てきする案があるようだ。視聴率の低下が止まらない『紅白』では、切り札として芦田の司会を実現させたい。ドラマ主演を含め、芦田の人気にあやかろうとしているのだろう」(スポーツ紙記者)
実は、今年に限って、NHKでは水面下ですでに司会の打診を行っているとされる。
「今年は、タモリさんと芦田さんの〝年の差司会〟を実現させるために、スタッフが動き始めている。タモリさんは、『ブラタモリ』(NHK総合)のレギュラー放送が終了し、タレントとして終活に入っている。『紅白』の司会を頼むなら最後の可能性もありますし、実現できれば特大サプライズになる。タモリさんに合わせる大物としたら芦田さんということで、主演ドラマとセットで計画を進めているようです」(前出・民放関係者)
快進撃を続ける芦田だが、主演ドラマ、『紅白』司会が決まったら、さらに人気は加速していきそうだ。
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