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田村淳「牧原秀樹衆議院議員には本当にガッカリ」発言に賛同の嵐 AV新法を巡って牧原議員が“野党のせい”を連発

田村淳
田村淳 (C)週刊実話Web 

『ロンドンブーツ1号2号』田村淳が、自民党・牧原秀樹衆議院議員に「ガッカリ」と失望を露わにした。

淳と牧原議員は3月12日に生配信された『アベプラ』(ABEMA)に出演し、この日のテーマ「AV新法」について議論した。牧原議員は、自民党「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」副会長で、同法の議員立法に携わっている。

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「AV新法」は半強制的な出演やデジタルタトゥーなどを防ぐため2年前に制定されたが、現場への影響が大きいとして、愛好家や女優・制作会社から改正を求める声が後を絶たない。2月23日に改正デモが行われたため、番組で議題に挙がった形だ。

様々な議論を展開する中、法の「見直し条項」に「規定については施行後2年以内に施行状況等を勘案・検討され必要な措置を講じる」と明記されていることを紹介。ここでいう2年後は今年6月に訪れるが、牧原議員は「見直しの検討はしていない」と断言する。

見直し検討については「野党から指摘があり…」

この発言は番組内でも指摘されたが、牧原議員は「野党から指摘があり…」「議員立法は与野党の全員一致が基本」「700人以上の国会議員を動かさないといけない」などと〝野党のせい〟論を連発。これには、かねてから同法に反対してきたアナリストの宇佐美典也氏も、国会議員としての職務放棄だと怒りを露わにした。

淳も牧原議員に苦言を呈したうえ、番組へ出演した意義を疑問視。共演者一同は唖然の雰囲気となり、視聴者からも多くの批判を浴びた。

その後、牧原議員は配信後にXを更新し、《何でも安請け合いをしてはいけない》《良かれと思ってしたことが、全然良かれにならないことがある》などと番組を振り返る。

その後《説明責任は大切である。私はこう思ってどんなに厳しい局面で厳しい番組や取材もお受けしてきました。報道番組の大切さも肝に銘じております》と前置きしたうえ、番組進行は事前の話とは違う内容だったと説明。

その後は《田村淳さんからは何で今日来たのか?などと言われ、スタッフとの打ち合わせとのあまりの違いに一瞬激しい怒りを感じた》《改正するにしても全会一致が基本となります。したがって与党はもとより野党側》などと反論している。

そして「応援してます」「頑張ってください」といった支持者にのみ返信し、《あの番組には二度と出ないと思います》と吐き捨てた。