過去10年、3連単2万円台以下が6回と、堅い決着が目立つレース。1番人気は【6・2・1・1】と非常に安定していて、1番人気で勝利した6頭のうち、5頭は前走が1着かGⅠで5着以内だった。
まずは1番人気が信頼できるかどうかを見極めたいところ。2番人気以下は混沌としているので、穴馬の台頭も警戒しておきたい(以下のデータは、特に断りのない限り金鯱賞が3月開催となった近7年の集計)。
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《馬齢・性別》
馬齢別の成績&複勝率は以下の通り。4歳は【4・3・1・12】で40.0%、5歳は【2・3・3・20】で28.6%、6歳は【1・0・3・17】で19.0%、7歳以上は【0・1・0・15】で6.3%。ベテラン勢は苦戦を強いられており、馬券は若い馬を中心に攻めたい。性別では、牡馬が【7・4・6・51】で25.0%、セン馬は出走なし、牝馬は【0・3・1・13】で23.5%。数は牡馬が圧倒しているが、複勝率はほぼ互角。
《前走別》
前走のクラス別成績&複勝率は以下の通り。条件級とOP特別(リステッド除く)からは【0・0・1・5】で16.7%。リステッドからは【2・0・2・4】で50.0%。GⅢは、5着以内からだと【1・3・2・12】で33.3%、6着以下からは【0・0・0・9】。GⅡは【0・0・0・18】。GⅠは、7着以内からだと【4・1・1・4】で60.0%、8着以下からは【0・0・0・9】。
《持ちタイム》
芝2000メートルの持ちタイムトップは1分55秒8のプログノーシス。以下、1分58秒0のヤマニンサルバム、1分58秒1のアラタ、1分58秒3のエアサージュ、1分58秒5のバラジ、1分58秒9のハヤヤッコ、1分59秒0のノッキングポイント、1分59秒2のドゥレッツァ、1分59秒6のブレイヴロッカーと続く。過去10年のうち、良馬場7回の平均勝ちタイムは1分59秒3で、最速は1分57秒2(2022年ジャックドール)。
《血統別》
主な種牡馬のコース成績&複勝率は、以下の通り(中京芝2000メートル、19~23年の集計)。イスラボニータは【4・1・0・7】で41.7%。産駒はヤマニンサルバム。ヴァンセンヌは【3・0・1・6】で40.0%。産駒はバラジ。ディープインパクトは【41・35・32・169】で39.0%。産駒はプログノーシス、ヨーホーレイク。キタサンブラックは【6・7・8・41】で33.9%。産駒はラヴェル。モーリスは【8・4・11・49】で31.9%。産駒はノッキングポイント。キングカメハメハは【10・11・16・80】で31.6%。産駒はアラタ、ハヤヤッコ。ドゥラメンテは【9・11・14・88】で27.9%。産駒はドゥレッツァ、ブレイヴロッカー、シーズンリッチ。期間中の出走数が少ない種牡馬は、ポイントオブエントリーが【1・0・0・1】で産駒はエアサージュ。
馬券は◎と○の2頭軸の3連単マルチで勝負!
◎はドゥレッツァ。未勝利から菊花賞まで現在5連勝中。クラス上昇で相手が強くなっていっても、結果を出し続けている。ここも大崩れは考えにくい。
○は昨年の覇者プログノーシス。前走の香港C5着は、勝ち馬から0秒1差の惜しい競馬だった。実績のある舞台なら巻き返し必至。
▲はヤマニンサルバム。昨秋はオクトーバーS、中日新聞杯と連勝。ついに重賞タイトルを掴んだ。
△は全3勝が左回りのノッキングポイント、復調気配のハヤヤッコ、長欠明けも能力高いヨーホーレイク。
馬券は◎と○を2頭軸で、残りの4頭が相手の3連単マルチ(24点)で勝負!
《結論》 ◎ドゥレッツァ ○プログノーシス ▲ヤマニンサルバム △ノッキングポイント △ハヤヤッコ △ヨーホーレイク
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