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大谷翔平の寄付グローブでキャッチボール 石原良純が“目的外利用”で炎上「本当に残念です」

New Africa
(画像)New Africa/Shutterstock

石原良純のインスタグラムが炎上している。

良純は3月2日、講演のため北海道・上士幌町を訪れたと報告し、《ビックリしたのは会場の入口に並んだ三つのグローブ。普段は上士幌小学校にあるものが特別展示》と投稿した。

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昨年11月、メジャーリーガー・大谷翔平選手が全国の小学校に3つずつ寄付したグローブが、講演会場に飾られていたことを明かす。

続けて《しっかりと鎖に繋がれ、役場の職員さんもしっかりと見張っているけど手に取るのは自由。これが全国の小学校に大谷選手から贈られた、あのグローブ》と感激をあらわに。

そして《折角だからグローブをはめて、職員さんとキャッチボールをしてもらった》《大谷さんの結婚、僕のキャッチボール。なんだか幸せな週末を迎えられました》と続け、グローブをはめてニッコリと微笑む自撮り画像もアップしたのだった。

だが、大谷は昨年、寄付の目的について、子どもたちが野球に触れるきっかけを作りたいとの思いを表明している。

大谷と契約している寄付グローブの製造元・ニューバランス社も、《子どもたちが楽しくキャッチボールをする場面を想像しています》などとコメントしていた。

大谷の意志に反する使い方で炎上した自治体も

そのため、コメント欄には《展示する為にプレゼントしたんじゃないよ!! 自治体にもガッカリだけど、それを喜んでSNSにアップするあなたにもガッカリ》《そのグローブは送られた学校の生徒の物です。展示もオカシイですが、促されるままキャッチボールなんて尚更おかしい》《小学生は使わないのですね 本当に残念です》《なんで大人がキャッチボール? 特別展示なんて必要ない》といった声が殺到。寄付の意図から反しているとして、批判が集まっている。

こうした問題は、グローブ寄付当時から懸念されていた。実際、各校に寄付された後も、子どもたちに行き渡らないケースには批判が集っている。

大分県別府市では、長野恭紘市長が《私が観るだけではもったいない! という事で、市役所正面入口に当面飾ります!》とSNSに投稿し、グローブをガラスケースに入れて市役所内で展示した。

すると、「市長にそんな権限はない」「早く子どもに使わせてやれ」などと批判が殺到。2月4日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも、今田耕司が「大谷選手の意向を分かってない」「趣旨がズレてるやん!」などと批判している。

かねてから問題視されていた行為を嬉々として報告するとは…。コメンテーターの経験は生かされていないのかもしれない。

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