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YOASOBI初のアメリカ単独公演“チケット30分完売”のカラクリ 海外のリセールサイトでは定価の5倍以上まで高騰

NDAB Creativity
(画像)NDAB Creativity/Shutterstock

昨年末のNHK紅白歌合戦で圧倒的なパフォーマンスを披露した、音楽ユニットYOASOBIが初のアメリカ単独公演を開催する。チケットが即完売したと伝えられ、国内で大きな話題を呼んでいるが、その裏には意外なカラクリあるようだ。

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YOASOBIは、4月18日にロサンゼルス、21日にサンフランシスコでライブを行う。チケットは発売後30分で完売したと伝えられ、公式Xで《早くもチケット完売となりました。ありがたいことです》とコメントしていた。

「楽曲『アイドル』がソーシャルメディアを通じて大きくバズり、世界中に人気が広がっています。昨年12月から今年1月にかけて、韓国、台湾、インドネシア、シンガポール、マレーシアで公演が開催されました。また4月12~14日、19~21日にかけてアメリカで開催される世界最大級の音楽フェス『コーチェラ』への出演も決定しています。アメリカ単独公演はコーチェラに合わせたものでしょう」(音楽ライター)

人気・実力ともに、現役国内アーティストNo.1といえるYOASOBIだが、アメリカ単独公演即完売には、様々な裏事情があるようだ。

YOASOBIチケット即完売でリセール価格が高騰!

「彼らがライブを行うのは、ロサンゼルスのSHRINE EXPO HALLと、サンフランシスコのTHE WARFIELD。SHRINE EXPO HALLのキャパは約6000人、THE WARFIELDは約2000人といわれています。日本の会場に置き換えると、キャパ6000人は両国国技館、キャパ2000人は後楽園ホールと同程度です」(同・ライター)

たとえ会場の規模が小さくても、即完売という事実は変わりないと思うが…。

「チケットが完売したからといって、必ずしもファンの手に渡っているとは限りません。チケットはリセールサイトで定価の5、6倍ほどの値段で取り引きされています。実は台湾ライブでもチケット価格高騰が問題になっており、2000枚が即完売。購入は実名制が導入されていましたが、販売価格の10倍以上で売られていました。人気が無ければ〝投資〟の対象にならないので、YOASOBI人気はホンモノといえるでしょう」(同)

日本だけでなく、チケット転売問題は世界中で問題視されているのが現状。現在は世界中でJ-POPが聴かれているが、真の世界進出には様々な壁があるのかもしれない。

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