乃木坂46、櫻坂46、日向坂46の3組からなる坂道グループの人気序列は、乃木坂46がトップをひた走ってきたが、2024年現在、序列2位争いが熾烈を極めている。
2月21日に櫻坂46は、8枚目シングル『何歳の頃に戻りたいのか?』をリリース。CD売上はオリコン発表で初週43.4万枚、ビルボードジャパン発表で初週53.1万枚を記録している。
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対する日向坂46は、昨年7月にリリースした『Am I ready?』が最新シングルで、オリコン初週44.8万枚、ビルボード初週52.2万枚だった。
2グループの最新シングル売上は、オリコンでは日向坂46が優勢、ビルボードでは櫻坂46が優勢ということがわかる。
この結果から、櫻坂46のファンが増えているという見方もあるようだ。その根拠は、売上の集計方法にある。
櫻坂46に追い風、日向坂46に逆風?
「オリコンは1人がCDを何枚購入しても、1回の購入で3枚が上限としてカウントされます。『何歳の頃に戻りたいのか?』の個別トーク会の完売数は、前作『承認欲求』より130部増えたといわれていますが、オリコンでの売上は約1万枚減少。しかし裏を返せば、櫻坂46のファンは1人3枚以上購入する人が増えており、ファンが増えているとも言える。ビルボード売上で差が出たのは、その結果ということでしょう」(アイドルライター)
櫻坂46は1期生の土生瑞穂と小林由依が卒業、小池美波が活動休止の中、『何歳の頃に戻りたいのか?』で結果を残した。
対する日向坂46は、昨年7月以来となるニューシングルを4月に発売する予定だ。
「4月発売の11枚目シングルは、グループ初となる選抜制を導入。ファンの間で物議を醸しています。シングルは約9カ月ぶりですが、昨年11月に2ndアルバム『脈打つ感情』をリリース。しかし、2020年リリースの1stアルバム『ひなたざか』から、オリコン初週売上が300枚しか上がっていなかったのです。〝パイプ椅子ライブ〟で悪評が広まったうえ、人気メンバーの齊藤京子が卒業するので、逆風が吹いているのは間違いない。11枚目シングルは様々な意味で注目を集めているのです」(同・ライター)
ちなみに、乃木坂46の最新シングル『Monopoly』は、オリコン初週53.9万枚、ビルボード初週69.2万枚である。
乃木坂46の1位は安泰として、真の序列2位は、日向坂46の新シングル発売後、明らかになるかもしれない。
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