警視庁は2月20日、準強姦の疑いで映画監督で会社役員の榊英雄容疑者を逮捕した。
2016年5月23日、東京都港区内のマンションの一室で、演技指導をする名目で20代女性に対し性的暴行をした疑いがあるという。
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「『週刊文春』が22年3月に被害者の告発を報じたのが事の発端。それがきっかけで、某有名監督や、俳優の木下ほうからの加害告発が相次ぎ、その監督も木下も〝追放状態〟になってしまった」(映画業界関係者)
そして、ついにテレビ界でも悪質なパワハラ加害が発覚してしまった。
テレビマンとしては優秀だったが…
TBSの朝の情報番組『ラヴィット!』といえば、多数の人気芸人を出演させ、まるでバラエティーのような独自路線を打ち出している。
発売中の『週刊文春』によると、そんな同番組で昨年12月、プロデューサーの1人からパワハラを受けたと、部下のスタッフが会社に訴えた。
同プロデューサーはその後、現場に来ることなく異動となったことが1月にスタッフ全員に通達されたとか。
異動の決め手となったのは、昨年12月の企画会議。ある企画にブチ切れた同プロデューサーは、あろうことか会議を抜け出してしまい、ほかのスタッフが放送に間に合わせたという。
もともと、同プロデューサーは19年に『文春オンライン』でADの女性への不適切な行為があったと報じられた。
その後、制作の現場を離れたが、テレビマンとして優秀だったため、現場に復帰。しかし、結局パワハラで〝レッドカード〟を突き付けられたようだ。
「このプロデューサーはTBSの社員だというから、TBSとしてはシャレにならない報道だったはず。おそらく、内部告発で情報が出たが、似たような話はどこの局もあるはずで、今後、まるでダムが決壊したかのように各局の被害者の告発が相次ぐことになるかもしれない」(放送担当記者)
テレビ各局の徹底的な〝浄化〟が求められる。
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