改修工事のため近3年は阪神で行われていたが、4年ぶりに本来の開催地・京都で開催される。2022年こそ67万馬券と大波乱となったが、過去10年で3連単10万円オーバーはその1回だけ。少頭数となることが多いのに加えて、大阪杯やドバイ遠征を見据えるGⅠ級の馬たちが能力通りの走りを見せれば、堅めの決着となるのも仕方ないところか(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。
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《馬齢別・性別》
馬齢別の成績&複勝率は以下の通り。4歳は【4・6・3・18】で41.9%、5歳は【4・0・4・17】で32.0%、6歳は【1・3・1・23】で17.9%、7歳は【1・1・2・20】で16.7%、8歳以上は【0・0・0・8】。中心は4~5歳だ。牡馬は【7・7・9・66】で25.8%、セン馬は【1・0・1・6】で25.0%、牝馬は【2・3・0・14】で26.3%。性別による複勝率の差は、ほとんどない。
《前走クラス別》
前走のクラス別成績&複勝率は以下の通り。OP特別(リステッド含む)以下からは【0・0・0・12】で馬券圏内なし。重賞の着順別に見ると、GⅢで1~5着だと【1・3・0・9】で30.8%、6着以下だと【0・0・0・7】。GⅡは、2~7着が【2・2・3・14】で33.3%、1着か8着以下だと【0・0・0・23】。GⅠからは【5・4・6・21】で41.7%。着順による大きな差はない。
《持ちタイム》
芝2200メートルの持ちタイムトップは2分11秒5で、マテンロウレオ、プラダリアの2頭。以下、2分11秒9のアフリカンゴールド、2分12秒1のブレイヴロッカー、2分12秒3のナイママ、2分12秒7のジェットモーション、ルージュエヴァイユと続く。過去10年のうち、京都で7回行われているが、良馬場だったのは2回だけ。そのときの勝ちタイムは、15年(ラブリーデイ)が2分11秒5、19年(ダンビュライト)が2分14秒8
《血統別》
主な種牡馬のコース成績&複勝率は、以下の通り(京都芝2200メートル、18~24年1月の集計)。ディープインパクトは【8・8・13・43】で40.3%。産駒はシュヴァリエローズ、プラダリア。ステイゴールドは【4・5・2・18】で37.9%。産駒はアフリカンゴールド。ロードカナロアは【2・1・0・5】で37.5%。産駒はベラジオオペラ。ドゥラメンテは【1・1・1・6】で33.3%。産駒はブレイヴロッカー。ハーツクライは【8・3・7・42】で30.0%。産駒はジェットモーション、マテンロウレオ。ジャスタウェイは【0・1・2・7】で30.0%。産駒はルージュエヴァイユ。ダノンバラードは【0・0・0・1】。産駒はナイママ。ナカヤマフェスタは【0・0・0・5】。産駒はバビット。
馬券は印4頭の3連単ボックスで勝負!
◎はルージュエヴァイユ。ここ3走は重賞2着が続いているが、位置取り不問で好走している点は心強い。前走は今回と同舞台のエリザベス女王杯でもあった。ここも大崩れはなさそう。○はプラダリア。前走の有馬記念14着は先行して息切れした形だったが、それでも1秒0差。メンバー弱化の今回は巻き返し必至だ。▲はベラジオオペラ。ここまで6戦して4勝を挙げていて、敗れた2戦はいずれもGⅠ。半年ぶりの実戦で制した前走のチャレンジCからさらなる飛躍に期待。△はマテンロウレオ。近2走は⑤⑦着ながら0秒3~4差と復調ムード。昨年の2着馬で、寒い時期は得意なだけに軽視禁物だ。少頭数になりそうで、狙いを絞って印4頭の3連単ボックス(24点)で勝負!
《結論》 ◎ルージュエヴァイユ ○プラダリア ▲ベラジオオペラ △マテンロウレオ
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