旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の人気グループ・なにわ男子の道枝駿佑が主演するテレビ朝日系のドラマ『マルス-ゼロの革命-』が、かなり厳しい状況を迎えている。
オリジナル作品の同ドラマは、道枝演じる謎多きカリスマ転校生・美島零(ゼロ)に導かれた落ちこぼれ高校生たちが、7人で『マルス』という動画集団を結成し、大人社会に反旗を翻していく姿を描く青春クーデターサスペンスだ。
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1月23日放送の第1話では、放送がスタートすると途端にX(旧ツイッター)で世界トレンド1位を獲得。ラストでのゼロの衝撃発言を受け、SNSでさまざまな考察合戦が繰り広げられる中、見逃し配信も順調に数字を伸ばし、100万再生を突破した(同23日~29日)。
なにわ男子の熱愛報道が視聴率に影響?
しかし、平均世帯視聴率は初回から5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話は4.5%、そして2月6日放送の第3話は3.4%と、ゴールデン帯の放送ではなかなかお目にかかれないような低視聴率を記録することになってしまった。
「動画集団の大活躍を描く同ドラマだが、現実ではあり得ないような展開。回を重ねるごとに〝離脱〟する視聴者が増え続けているため、残念な結果になっているのでは。関係者にとっては大誤算だろう」(芸能記者)
2021年に鳴り物入りでCDデビューを果たしたなにわ。昨年、日本テレビ系で放送された大型チャリティー特番『24時間テレビ』のメインパーソナリティーに大抜てきされたにもかかわらず、道枝以外のメンバーたちの熱愛が相次いで発覚。ファンを失望させることになった。
「道枝さんには何も〝失点〟はないが、もはやグループ全体の信用問題に発展しています。CDの売り上げもすっかり右肩下がりで、道枝さんの主演ドラマは、その余波を受けた形でしょう。とはいえ、視聴率が回復するような要素はまったく見当たらないだけに、ドラマの関係者は頭を抱えているようですね」(テレビ朝日関係者)
とはいえ、もともと道枝自体は数字を持っていなかっただけに、抜てきしたテレ朝が見誤ったということだろう。
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