若手レーサーの登竜門と言える『GⅡ若獅子杯』。山陽オートを舞台に開催される名物レースが2月8日よりスタート。グレード経験の少ない若手も多数出場するこのシリーズを、今回占ってみたい。
長田恭徳、佐藤摩弥、黒川京介、小林瑞季、佐藤励、青山周平、鈴木圭一郎、鈴木宏和、中村杏亮、長田稚也が優勝候補か。その中でも現在の2強を形成する鈴木圭&青山は相当に手強い。ただ、スーパーハンデに置かれる可能性が極めて高そうで、そうなると話は変わってくる。
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◎(本命)には、川口で売り出し中の佐藤励を推したい。年末年始の怒涛の勢いはひと息ついた印象だが、それはハンデ位置が「出世」して楽な展開が少なくなったからにすぎない。スピードには一切の陰りがないだけに、2強の10前であればこちらを推奨。
ハンデ前の伏兵陣は見逃せない!
また、近況の気配が抜群な佐藤摩も10前なら、勝ち負け以上。さらに浜松の鈴木宏も気配落ちはなく、逆に道中の攻撃力を増している。ハンデ戦主体となる今回はグレード初制覇に大きな期待が膨らむ。
そして、この若獅子はハンデ前の伏兵陣も見逃せない。いずれもがスピードを秘める若手だけに、ハンデを利しての激走は大いにありそう。特に36期の2級車・栗原佳祐、吉林直都、村瀬月乃丞は、「逃げ」の番組編成なら大物にひと泡吹かせる非凡なスピードを秘めている。
若手のレベルが上がっているだけに、見応えのある5日間となりそうな今年の若獅子杯が待ち遠しい。
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