日本テレビに激震が走り続けている。これまで長く、同局で活躍してきた藤井貴彦アナが退社を発表。そしてスポーツ中継でも活躍する上重聡アナも3月末で退社。日テレは、深刻な男性アナ不足に陥るといわれている。
「人気が高かった桝太一氏も2022年に日テレを退社していますし、人材不足は否めない。女性アナはビジュアルが良ければすぐに人気が出ますが、男性アナは長い年月をかけて視聴者に受け入れてもらうことが多い。藤井アナは最後の砦であり、上重アナも女性人気が高かっただけに、かなりの戦力ダウンになります」(制作会社スタッフ)
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この藤井アナらの独立で心配されるのが、日テレが誇る大エース・水卜麻美アナの去就だという。日テレにも出入りする前出の制作会社スタッフが、内情を教えてくれた。
「藤井アナは人気があるのに奢ることなく、人情派の人格者としてアナウンス部を盛り上げてきた。水卜アナは常に独立がウワサされながら、藤井アナが目標で局アナとして踏ん張っていたという。今後、藤井アナがいなくなれば、人気実力共に日テレのトップに水卜アナが君臨するので、プレッシャーもすごいでしょう。昨年は体調を崩すこともありましたし、水卜アナも独立なんてことになったら…」
結婚後の活躍も保証する!?
2023年3月に、俳優の中村倫也との結婚を発表し、今後の自身の進路を水卜アナは考えることが多くなっているだろう。そこに尊敬する先輩アナの独立が重なれば、心が揺れ動いてもおかしくない状況だ。
「36歳の水卜アナは、妊活にも取り組みたいという話。ただ、現在のような激務では妊娠は難しいですよね。子どもを生むためにも、独立して時間の余裕を持つというのは、おかしい話ではありません」(スポーツ紙記者)
これまでは女子アナのセカンドキャリアといえば、フリーになるしかなかったが、水卜アナの引き止めをきっかけに流れを変える動きもあるようだ。
「アナウンス部門を子会社化し、水卜アナを社長にする案も出ているとか。責任ある役職を与えれば、独立を阻止できますからね。その上で、女子アナのキャリアを日テレがしっかりプロデュースする仕組みを作れば、テレビ業界に革命を起こすことができる。現在進行しているファッションブランドだけでなく、お店の運営や芸能活動もできるようになれば、日テレの女子アナが独立する必要が無くなる」(同・記者)
女子アナは、いまやフリーアナが飽和状態で活躍できるのはごくわずかだけ。日テレが本気を出せば、局アナが独立するという流れを断ち切ることができるのかもしれない。
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