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櫻井翔の真骨頂!? 日テレもなぜか推すツッコミ満載ドラマ『新空港占拠』が映画化か

日本テレビ
日本テレビ (C)週刊実話Web

嵐の櫻井翔が主演を務める『新空港占拠』(日本テレビ系)が意外な注目を集めている。1月13日に第1話、20日に第2話が放送され、平均視聴率は2話とも世帯7.5%、個人4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と上々のすべり出しとなった。


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昨年1月期に放送された『大病院占拠』の続編とされ、櫻井演じる主人公の刑事・武蔵三郎が架空の国際空港「かながわ新空港」を舞台に武装集団と激突。派手なアクションや銃撃シーンが見どころの作品だが、肝心の櫻井は第1話からどんくさい動きを見せ続けている。

「前作の『大病院占拠』のときも、雑な爆破CGや櫻井の運動神経の悪さが目立つアクションがギャグになっていると賛否両論だった。SNSではネタドラマとして人気が出ました。今回の『新空港占拠』もその流れを受け継いでいて、初回放送なのにSNSでは視聴者からツッコミが相次いでいます」(民放関係者)

見逃し配信TVerの登録者数も、第1話の放送終了時点で88万人を記録。今期の冬ドラマでは、抜群の人気を誇り話題を集め続けている。どうやら日本テレビでは、前作『大病院占拠』の異様な盛り上がりを受け、今回もあえてツッコミどころ満載なストーリーや演出に仕上げる工夫をしているという。

「最近では伏線回収がメインの小難しいドラマが人気ですが、何も考えずに視聴したいという層もいる。『新空港占拠』は明らかに間に合っていない爆破シーンを回避するなど、突っ込まれる要素をたんまり残している。視聴者はそんなバカバカしい演出に愛着を持ってしまい、ファンの拡大に繋がっているんです」(同・関係者)

シリーズ映画化は必須!?

この『新空港占拠』、作りはお粗末だが意外にも日本テレビでは評価が高く、今後は主軸のドラマになるのではないかという声も出始めている。

「『新空港占拠』も前作同様にX(旧ツイッター)を中心に盛り上がり、視聴率も見逃し配信の数値も良い。もちろん、今回も〝獣〟たちの正体を探るような謎解き要素はあるのですが、『大病院占拠』同様SNSですぐに特定されるほど簡単なもの。ストーリー構成もわかりやすく、小学生でもストレスなく見ることができるのが魅力です。日テレではシリーズ化の声もあるようで、意外なヒット作として認識されつつあります」(スポーツ紙記者)

また、日本テレビでは、映画化を進めているというウワサが出ている。

「内容が薄いドラマなので、ギュッと詰め込めば映画サイズで制作できる。櫻井の人気を頼りに黒字になるスケールで、劇場版の検討に入っているという話です。視聴者は高度なストーリーより、雑なCGや安易な設定を楽しんでいる。豪華な作りや複雑な脚本はいらないので、劇場版も作りやすいと思います」(同・記者)

櫻井の大根役者ぶりを楽しめる『新空港占拠』は、いままでとは違った魅力で、今回もファンを拡大させていきそうだ。

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