最高視聴率24.0%、平均視聴率20.3%を記録した人気医療ドラマ『救命病棟24時』(フジテレビ系)が、地上波で24年ぶりに再放送されることが分かり、ファンを歓喜させている。
江口洋介主演の同ドラマは、1999年1月に第1シリーズがスタート。研修医・小島楓(松嶋菜々子)の成長を通して、救命センターの過酷な日常と人間模様が描かれている。
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全12話で平均視聴率20.3%をマークする大ヒットとなり、2001年7月に第2シーズンの放送が開始。最終話で25.4%の最高視聴率を記録する盛り上がりを見せ、こちらも平均視聴率20.3%と大成功。最終的に第5シリーズまで制作され、4本のスペシャル版、1本のアナザーストーリーも作られるほど好評を博した。
再放送はフジテレビのハッピーアワー枠で、2月1日から第1シリーズがオンエア。「超解像度版でよみがえるフジテレビ名作ドラマ」として放送されるため、映像のクオリティーにも期待がかかる。
ドリカムのエンディング曲も懐かしい!
24年ぶりの再放送にファンからは《めちゃ懐かしい! 放送が楽しみ》《地上波で再放送されるとは思っていなかった》という声が相次いだが、そもそもなぜ24年間も再放送されなかったのだろうか。
「『救命病棟24時』の第1シリーズは、長らく再放送の機会がありませんでした。このシリーズのみ、映像ソフト化もされていません。理由は〝著作権上の事情〟とされていますが、実際は、アメリカで1994年から放送された海外ドラマ『ER緊急救命室』に内容が似ているという抗議があったからと言われていますね。また、第4話は認知症患者を扱ったストーリーでしたが、患者に対して『元気なうちに死んでくれた方が良かった…』というセリフが飛び出すシーンがあり、恐らくこれが理由となり〝欠番〟になっています。今回の再放送でも、この回は放送されないでしょう」(ドラマライター)
第1シーズンでは、エンディング曲に『DREAMS COME TRUE』の『いつのまに』が使われており、今でもこの曲を聴くと、出演者の江口や松嶋の顔が思い浮かぶという人も多いのではないだろうか。
エンドロールの最後で〝一服〟する進藤一生(江口)は、令和では絶対に見られないレアな姿といえそうだ。
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