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“若者ウケ”狙いすぎ?小芝風花『大奥』で現代風のセリフ「大丈夫です」が物議

小芝風花
小芝風花 (C)週刊実話Web

小芝風花が主演するドラマ『大奥』(フジテレビ系)が1月18日にスタートした。

フジの連続ドラマ版としては約20年ぶりの復活となったが、現代風のセリフを採用して歴史ファンを呆れさせる展開に。若者ウケを狙った可能性もあるが、完全に裏目に出たようだ。


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視聴者からツッコミが寄せられたのは、徳川家治(亀梨和也)に嫁いだ倫子(小芝)に、松島の局(栗山千明)が付き人をつけると告げたシーン。倫子は、松島の局にやんわり断りを入れようとした。

倫子は「付き人なら大丈夫です。私には京の頃から仕えているお品(西野七瀬)がおりますので」と述べたのだが…。

「誘いを受けて『大丈夫です』と断るのは、いかにも現代風ですね。goo辞書には『近年、形容動詞の「大丈夫」を、必要または不要、可または不可、諾または否の意で相手に問いかける、あるいは答える用法が増えている』とあります。一概に〝若者言葉〟とはいえないにせよ、江戸時代の人々が使った言葉ではないでしょう」(芸能ライター)

若者狙いの脚本があだに?

これまで、NHKやフジの連ドラ、スペシャルドラマ、映画の『大奥』では〝京言葉〟が多用され、今回のドラマも京都で撮影している。

にもかかわらず、〝京言葉〟が用いられず標準語で会話が進んだことに違和感を抱く視聴者も多かった。

「フジとしては約20年ぶりという連ドラの『大奥』で、木曜午後10時からと若者もそこそこ見る時間帯。これまでフジの連ドラ版でメインキャストに旧ジャニーズタレントが起用されることはなかったが、今回は家治役に亀梨、松平定信役に『Snow Man』宮舘涼太を起用しています。全体的に若者にもとっつきやすい演出にしているのかもしれません」(同・ライター)

しかし、「大丈夫です」はさすがにやり過ぎだったかもしれない。

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